リノール酸はアレルギーを生み出す
投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/11/18 22:48 投稿番号: [46912 / 63339]
リノール酸とα-リノレン酸
http://www.lifence.ac.jp/editor/vol.3/igaku2.html
さてそれでは、日本人はどの位のリノール酸を摂取しているのだろうか。Lands らによると、先進国では最低必要量の十倍も摂取しているという。これは、明らかに取り過ぎである。最近、リノール酸の摂り過ぎにより、発ガンやガン転移の促進をみる、との研究報告が相次いでなされている。そこでは動物実験により、リノール酸を多く含んだ飼料を与えるほど、ガン発症率が高くなることが観察されている。そしてこの場合のガンは、乳ガン、大腸ガン、肺ガン(偏平上皮由来のものを除く)とされている。これは、わが国で発症の増加をみているものと一致する。
それだけではない。アレルギー時、リノール酸由来のロイコトリエンは、α-リノレン酸由来のロイコトリエンの数百倍もの強い作用を示すのである。ということは、α-リノレン酸を大く摂取すると、アレルギー反応が弱くなることが期待できる。実際に、アトピー性皮膚炎の治療に用いられつつあるし、α-リノレン酸を多く含んでいる魚油を用いて喘息を治療したという報告もあるという。
以上のように、リノール酸の大量摂取が健康に良いということが、単なる「神話」であることが、よくお分かりいただけたと思う。
次にα-リノレン酸について述べてることにする。従来α-リノレン酸は、必須脂肪酸ではないと考えられていた。しかし最近になって、α-リノレン酸は学習能や視力の高度保持に不可能であることが証明された。
また、Nelson は心臓病患者の予後調査を行い、魚を摂取していたグループに生存期間の延長がみられたと報告している。さらに、オランダの中年男性を追跡調査した報告においても、魚摂取量が増えると虚血性心疾患が減るといった逆相関がみられる。
これらの報告から、α-リノレン酸系列のEPA(エイコサペンタエンサン)を含む魚油には、坑動脈硬化作用があると推測される。この性質に着目した治療が、動脈硬化症に対して実際におこなわれている。また、発ガンの抑制や、アレルギー反応を軽くするといったことなどが、実験的に確かめられている。
さて、ここで重要なのは、リノール酸とα-リノレン酸が図2に示したように、競合関係にあることである。従って、前述のα-リノレン酸の効果を出すためには、リノール酸の摂取制限を必要とする。つまり、摂取バランスが重要なのである。
http://www.lifence.ac.jp/editor/vol.3/igaku2.html
さてそれでは、日本人はどの位のリノール酸を摂取しているのだろうか。Lands らによると、先進国では最低必要量の十倍も摂取しているという。これは、明らかに取り過ぎである。最近、リノール酸の摂り過ぎにより、発ガンやガン転移の促進をみる、との研究報告が相次いでなされている。そこでは動物実験により、リノール酸を多く含んだ飼料を与えるほど、ガン発症率が高くなることが観察されている。そしてこの場合のガンは、乳ガン、大腸ガン、肺ガン(偏平上皮由来のものを除く)とされている。これは、わが国で発症の増加をみているものと一致する。
それだけではない。アレルギー時、リノール酸由来のロイコトリエンは、α-リノレン酸由来のロイコトリエンの数百倍もの強い作用を示すのである。ということは、α-リノレン酸を大く摂取すると、アレルギー反応が弱くなることが期待できる。実際に、アトピー性皮膚炎の治療に用いられつつあるし、α-リノレン酸を多く含んでいる魚油を用いて喘息を治療したという報告もあるという。
以上のように、リノール酸の大量摂取が健康に良いということが、単なる「神話」であることが、よくお分かりいただけたと思う。
次にα-リノレン酸について述べてることにする。従来α-リノレン酸は、必須脂肪酸ではないと考えられていた。しかし最近になって、α-リノレン酸は学習能や視力の高度保持に不可能であることが証明された。
また、Nelson は心臓病患者の予後調査を行い、魚を摂取していたグループに生存期間の延長がみられたと報告している。さらに、オランダの中年男性を追跡調査した報告においても、魚摂取量が増えると虚血性心疾患が減るといった逆相関がみられる。
これらの報告から、α-リノレン酸系列のEPA(エイコサペンタエンサン)を含む魚油には、坑動脈硬化作用があると推測される。この性質に着目した治療が、動脈硬化症に対して実際におこなわれている。また、発ガンの抑制や、アレルギー反応を軽くするといったことなどが、実験的に確かめられている。
さて、ここで重要なのは、リノール酸とα-リノレン酸が図2に示したように、競合関係にあることである。従って、前述のα-リノレン酸の効果を出すためには、リノール酸の摂取制限を必要とする。つまり、摂取バランスが重要なのである。
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