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●カラスの知能は習性とは言えない●2

投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/10/29 20:31 投稿番号: [45787 / 63339]
■■ カラスにとって文化とは何か■■
http://db.bird-mus.abiko.chiba.jp/Crow/crow'sculture.html
樋口広芳(東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室)
2002.カラスに文化はあるか.上野動物園開園120周年記念学術研究発表会要旨集:35-40.

例としてあげられるような行動が特定の地域に限定して見られるということは,その行動が生まれてからあとの成長の過程で獲得されたものであることを示唆している.もし,遺伝的にプログラムされた生得的な行動であるならば,生息する地域のどこででも同じように見られるはずである.
  ただし,個々の事例紹介のところでものべたように,行動の基本となるところは生得的な行動であることもある.くわしいことはわかっていないが,関連の行動はおそらく,親から子へ,あるいは個体から個体へと伝わっているものと思われる.


カラスには「遊び」と考えられる行動がよく発達している.すべり台や雪の斜面をすべる,バレーボールの上にのる,トウモロコシの食べ殻を空中から落として途中でキャッチする,電線に片足でぶら下がる,シカの耳に糞をつめこむ,などである(樋口・森下2002).遊びというのは定義するのが簡単ではないが,多くの場合,特定の役割や機能をもたずにただ楽しんでいるように見える行動を遊びと呼んでいる.遊びの行動の特徴はいくつかある.強制的ではない,行動自体は意味のある行動の一部と同じだが一つ一つの順序がでたらめで機能していない,繰り返し行なわれる,ふつうに行なわれる動作が誇張されている,などである.
  上にあげたカラスの遊びと考えられる行動は,どれもそうした特徴をもっている.もし,これら遊びの行動が地域に根ざしたものであるのなら,食文化以外に遊びの文化が地域文化として定着していることになる.シカの耳に糞をつめる行動は,宮城県の金華山で見られるものなので,地域に根ざした遊びの文化の例としてあげることができるだろう.金華山にはニホンジカが多数生息している.遊びは生活上,必要不可欠なものではないが,生活を「豊かにする」ことには役立っているかもしれない.



カラスの地域文化の中でもう一つ注目すべきことは,カラスの個体の個性のようなものがかかわっているということである.この点は,知的能力を必要とする車利用行動などの中によく見てとれる.車を使ったクルミ割り行動は,関連地域の中でもある限られた特定個体にしか見られない.路上にクルミを置いて車にひかせて割るという行動は,ものごとの前後関係をよく理解していなければできるものではない.たとえ,他個体がやっているのを見ても,だれもができるものではないだろう.おそらく,ひらめきのよい個体が始めることになるのではないかと考えられる.
  また車利用行動の中には,単に路上にクルミを置くだけのものから,なかなかひかれないときに路上に降りていってクルミの位置を少しずらすものや,赤信号で止まっている車のタイヤの前にクルミを置くものまである.これらの違いは,場所の条件の違いというよりも,個体の性質の違いにもとづくのではないかと思われる.ひらめき能力の違い,危険をかえりみない勇気あるいは無謀な性質の程度などが関係しているのだろう.

文化の伝播
  さて,カラスの文化が親から子へ,あるいは個体から個体へどのように伝わっていくかはよくわかっていないのだが,伝わっていった経過がある程度追跡できている例はある.仙台で見られる,車を利用したクルミ割り行動の例である.



●生得的にプログラムされたモノではなく、学習によって身につけた行動は知的行動と言えるだろう。カラスはそう言う行動が多い。
カラスの賢い行動は習性に基づくモノもあるが、それだけではなく知能の高さから現れる講堂とも言えるだろう。
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