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●カラスの知能は習性とは言えない●1

投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/10/29 20:16 投稿番号: [45786 / 63339]
カラスに文化はあるか
http://db.bird-mus.abiko.chiba.jp/Crow/crow'sculture.html

樋口広芳(東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室)
2002.カラスに文化はあるか.上野動物園開園120周年記念学術研究発表会要旨集:35-40.


全身が黒いハシブトガラスやハシボソガラスなどのカラス類は,ほかの多くの鳥類と異なり,行動が多様で,しかも柔軟性に富んでいる.これらのカラスは,この特徴と関連して,いろいろな地域で異なる生態や行動を見せる.地域と結びついたカラスの独自の生態や行動は,人間社会の地域文化と似たところがある.本稿では,そうしたカラスの地域文化とも呼べるものの例を紹介し,それが発生する背景について考えてみたい.紹介するのは日本の例に限っておくことにする

どんな例があるか

■貝や木の実を落として割る
この行動はかなり定型化されたもので,基本的なところは遺伝的にプログラムされた生得的な行動なのではないかと思われる.しかし,何をどのように扱い,どのくらいの高さからどこに落として割るか,といった部分は個体の成長の過程で学んでいくものと考えられる.


■クルミを車にひかせて割る
宮城県仙台市にすむハシボソガラスは,オニグルミの実を車にひかせて割る.クルミをくわえて路上に降り,タイヤが通りそうな場所に置き(図1),近くの樹上やガードレールの上でまち,車がひいていくと飛び出していって中身を食べるのである.なかなか車にひかれないと,路上に出ていってクルミの位置を少しずらすこともある.なかには,赤信号で止まっている車のタイヤの前に出ていってクルミを置くものもいる.
  車を利用したこのようなクルミ割り行動は,宮城県以外でも岩手,秋田,新潟,北海道,青森,長野,富山などの各県で見られている.ただし,仙台以外のこれらの地域の多くでは,車利用行動は単発的にしか見られておらず,発生後じきに消滅してしまっているようである.



■ 石鹸を貯蔵してあとで食べる
  この行動は,木の実などを貯えてあとになって食べる貯食行動の変型であると考えられる.貯食行動そのものはカラスが生まれつきもっているものだが,何をどこにどのように隠すかなどは,経験や学習を通じて獲得される.
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