捕鯨とクジラ保護

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: ●鯨の知能研究の元締めリリー 1

投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/10/01 19:46 投稿番号: [42976 / 63339]
続き


■リーリーと薬物


第一期研究を行っている時期からリリーはLSD(幻覚剤)を頻繁に使用するようになり、研究そのものにも神秘主義の影が射すようになっていく。

彼は二度目の妻とも別居し、75年に離婚が成立している。 78年の自伝によると、LSD使用も離婚原因の一つだったようだ。

64年、イルカ研究中にドラッグで心が自分の肉体から離脱した状態を体験し、その状態がイルカによってプログラムされたのではないかとリリーは考えた。

73年になってケタミンという薬剤を知る。これも「内的現実」へのトリップを容易にする幻覚剤であり、彼はこの薬を常用するようになる。この頃になると、自伝の内容は露骨に神秘主義、或いはオカルトに接近している。

(彼は妄想から導き出した驚異を元に←*引用者補足)フォード大統領に警告しようとするが、電話がつながらなかった、と書いている。

こうしたリリーの主張と行動は、言うまでもなく周囲の人々にしかるべき対応をとらせた。つまり精神病院入りである。実際にリリーは病院に入れられたが、退院してからもケタミンを手放さなかったという。








■この引用先で興味深かったその他の項目
動物の知能を測定するという研究は、知能による生物のランク付けに直結する。実際、リリーはこの本で知能程度により生物を何段階かに分類している。レヴェル1のウィルスやバクテリアから始まって、5が類人猿、6がかつて存在したらしい原生人類、7は書き言葉を持たない非文明的な人類、8は文明人、9は超人間的なレヴェル、となっている。13) 7と8を区別するのは、今なら差別的だと糾弾されそうだ。

■アメリカでのイルカの知能研究には軍隊が資金提供をしている
リリーはこの計画のために10万ドルの私財を投じている。他に海軍が3万ドル、空軍が1万ドル、国立科学財団が8万ドルを出し、のちにNIHも年間25 万ドルの補助金を認めた。こうして1960年、コミュニケーション研究所(CRII)が活動を開始した。


■リリーの著書『イルカと話す日』■
科学的に根拠のある部分については、イルカの基礎知識や研究法が啓蒙的に紹介されているが、61年の著書を知っている人間からするとさして新味がない。そして将来構想となると、SFまがいの代物である。鯨は人間以上の思考力を持ち人間以上の遠い視野で過去や未来を見つめている、鯨は地球のたどった歴史を記憶している、鯨には人間と同等の法的権利を認めるべきである、鯨の倫理と哲学を理解して地球上・銀河系における人間の姿を見極めるべきである、国連に鯨代表を派遣する、鯨の持つ知識を利用した新しい産業ができる、米国国会図書館と鯨の間に電話回線網が設けられる――といった内容なのである。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)