Re: 動物研究者&認知心理学者
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2008/08/06 18:10 投稿番号: [38137 / 63339]
たとえばヒヒ、たとえばチンパンジー。さまざまな社会性の動物で幾つかのエピソードがある。クレイトンとエメリーはケンブリッジでカラス類の研究をしているが、社会性の鳥類は「相手の視線から他者の認識を類推し、自分の行動に反映させる」可能性が高い。こういうのが心の理論で、日本語でいう「こころ」とはずいぶん違う。
(どうでもいいけどクレイトンのフルネームはニコラ・クレイトン。ニッキと呼ばれてはいるけど)
一方で鏡を用いた実験では、同じカラス類が鏡像を自己像だと認識できなかったりする。Konrad Lorenz Instituteの研究ではワタリガラスは同種他個体の目を気にするくせに、人間が餌の位置をアイコンタクトで教えようとしても全く理解しないという。
さらに社会性や知能というならば、到底知的には見えないハダカデバネズミは高度な音声コミュニケーションと社会性を持ち、テグーに至ってはどう見てもネズミだが道具を使用できる。
とまあ、ことほどさように知能はややこしいんですね。
ところで、Corvidaeの研究を引用しても大形鯨類の知能の証拠にはならないと思う。
これは メッセージ 38133 (cetaceans1 さん)への返信です.
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