ちなみに施肥をしなくても良いのは・・
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2008/07/01 13:47 投稿番号: [34003 / 63339]
例えば天然の森林。
これは落葉、落枝といった枯死体が常に供給されるから。動物の死体もある。大形動物は少ないだろうが昆虫だって肥料になる。
植物が保持している物質は植物体として維持されるか、落葉・落枝として自分に帰って来るか、虫が食ってその場で糞になって落ちる。
もし鳥が虫を(あるいは果実を)食べて運び去ったとしても、その鳥はどこかで食べたぶんの糞を落として行く。使われずに土中に埋没した場合でも、長い目で見れば撹乱によって地表に表れ(例えば根返りによる表土の剥ぎ取りとギャップ形成)、植物に吸収される日も来るだろう。平均すれば、収支はつり合う。
もちろん水に溶けて運び去られた物質はそう簡単には帰って来ない。しかし、例えばカワウやサギのような魚食性の鳥類が森林に営巣することで、水系から森林系への物質移動も起こる。森林破壊と言われる事もあるカワウの営巣だが、長期的に見れば施肥とも言える(効きすぎで周辺樹木は一時的に枯れてしまうが)。
里山は落ち葉掻きや伐採をするから、長い目で見れば物質は里への「持ち出し超過」になる。
さて、作物、すなわち物質を外に運び出す一方の畑でどうやって回収するのかな。一番てっとり早いのは、人糞を肥料に使うことだが。
そういえば養豚場の排水からリンを回収する技術ができたそうだ。
これは メッセージ 33992 (corax_lupus さん)への返信です.
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