Re: ●よし、これで1つ目の 横3
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2008/06/23 13:21 投稿番号: [33013 / 63339]
さて、結局、知能が高いとか低いとかが何故ここで問題になるのか?
恐らく、少なくとも西洋の思想において、「我は我である」という自意識がクローズアップされる事が理由の一つでしょう。また歴史的に、「動物は神に選ばれた人間とは違い、自意識を持たない自動人形である」とする思想がありました。感情や情動すら認めない事があったほどです。
またヒトの子供の発達心理学的な研究から、「自分は他者とは異なる、自分という別な存在である」という認識が成長とともに発育する、という発見がされた事も、理由の一つでしょう。
恐らく、知能が高い生物を殺してはいけないとする理屈は「知能が高い」=「自意識がある」=「自己という意味ある存在を理解している」=「人間と同じ」というような思考の過程であろうと思います。
しかしながら、必ずしもこれが理詰めで主張されているとは限らない。漠然とですが、「賢い」動物は「情動が豊か」であり「感情表現を行う」ような印象をもたれているように思います。早い話が、「殺すのは見るに忍びない」のですね。例えば同じ知能であったとしても、フカフカの哺乳類と無表情な爬虫類、どっちが死ぬ方が気が咎めるか? 恐らく普通は哺乳類でしょう。これはヒトのもつ共感能力であり、恐らく生物として同種の他個体に対して共感する能力を他種にまで広げた結果でしょう。だから、ヒトと重ね合わせやすい存在(それも思わず庇護したくなるような存在)に対して、より強く共感する結果でしょうね。
私としては「殺すなよ、だって可愛いじゃん」という理由は、決して無視すべきものではないと思います。少なくとも本人に関する限り十分な根拠がある。それなのに主張する本人が「これじゃ感情論って言われそうだな、なんとか理論武装しないと」などと半端に考えてしまうと、かえっておかしな主張になってしまう(恐らく、一般論を持った主張にしないと「だけどそれは君の趣味だね」と言われてしまって、捕鯨を禁止する理由にできないから・・という危惧からでしょうけれど)。
知能の高低と殺す事の是非を理論として主張するのであれば、「何をもって知能が高いとするか」「それが何故、殺してはいけない理由になるか」を明確に主張すべきでしょう。セラピーに役立つなどという、「ヒトはイルカが好き」以上の意味のない主張では自滅するばかりです。(だったらヌイグルミや温泉や音楽も知能が高いのか)
同情を寄せ易いという点と、知能の高低を無理にリンクさせる必要など無いと思います。例えば魚とイグアナとハムスターと小猿、そりゃ人間の子供に似た小猿が可愛いでしょう。有害鳥獣駆除を請け負ったハンターですら、「ニホンザルと目が合ってしまうと撃てない」と言うほどです。しかし、例えばタコ、例えばカラス。これらは知能が高いようですが、「かわいーーー!!」と言われることはない。だから刺身になったり駆除されたりしてるわけです。
恐らく、少なくとも西洋の思想において、「我は我である」という自意識がクローズアップされる事が理由の一つでしょう。また歴史的に、「動物は神に選ばれた人間とは違い、自意識を持たない自動人形である」とする思想がありました。感情や情動すら認めない事があったほどです。
またヒトの子供の発達心理学的な研究から、「自分は他者とは異なる、自分という別な存在である」という認識が成長とともに発育する、という発見がされた事も、理由の一つでしょう。
恐らく、知能が高い生物を殺してはいけないとする理屈は「知能が高い」=「自意識がある」=「自己という意味ある存在を理解している」=「人間と同じ」というような思考の過程であろうと思います。
しかしながら、必ずしもこれが理詰めで主張されているとは限らない。漠然とですが、「賢い」動物は「情動が豊か」であり「感情表現を行う」ような印象をもたれているように思います。早い話が、「殺すのは見るに忍びない」のですね。例えば同じ知能であったとしても、フカフカの哺乳類と無表情な爬虫類、どっちが死ぬ方が気が咎めるか? 恐らく普通は哺乳類でしょう。これはヒトのもつ共感能力であり、恐らく生物として同種の他個体に対して共感する能力を他種にまで広げた結果でしょう。だから、ヒトと重ね合わせやすい存在(それも思わず庇護したくなるような存在)に対して、より強く共感する結果でしょうね。
私としては「殺すなよ、だって可愛いじゃん」という理由は、決して無視すべきものではないと思います。少なくとも本人に関する限り十分な根拠がある。それなのに主張する本人が「これじゃ感情論って言われそうだな、なんとか理論武装しないと」などと半端に考えてしまうと、かえっておかしな主張になってしまう(恐らく、一般論を持った主張にしないと「だけどそれは君の趣味だね」と言われてしまって、捕鯨を禁止する理由にできないから・・という危惧からでしょうけれど)。
知能の高低と殺す事の是非を理論として主張するのであれば、「何をもって知能が高いとするか」「それが何故、殺してはいけない理由になるか」を明確に主張すべきでしょう。セラピーに役立つなどという、「ヒトはイルカが好き」以上の意味のない主張では自滅するばかりです。(だったらヌイグルミや温泉や音楽も知能が高いのか)
同情を寄せ易いという点と、知能の高低を無理にリンクさせる必要など無いと思います。例えば魚とイグアナとハムスターと小猿、そりゃ人間の子供に似た小猿が可愛いでしょう。有害鳥獣駆除を請け負ったハンターですら、「ニホンザルと目が合ってしまうと撃てない」と言うほどです。しかし、例えばタコ、例えばカラス。これらは知能が高いようですが、「かわいーーー!!」と言われることはない。だから刺身になったり駆除されたりしてるわけです。
これは メッセージ 33012 (corax_lupus さん)への返信です.
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