バブルリングの「芸術」
投稿者: discover_300 投稿日時: 2008/06/21 03:16 投稿番号: [32674 / 63339]
2.http://www5.airnet.ne.jp/dolphinr/dolphin/what/ring/silver.html
その若いメスイルカが、頭を急にクイッと動かす。すると、にぶく銀色に輝く輪(リング)が、まるで魔法でも使ったかのように、彼女の前に現れる。その輪は壊れにくく、ドーナツ型をした泡で、直径が2フィート(約61cm)ある。しかもなんと、この空気の輪は、水面に向かって上昇して行かないのである。それは水中に直立し、まるでマジックミラーの枠のようにも見え、異次元への出入口のようにも見える。しばらくの間、そのイルカは自分が作った創作品を様々な視点や角度から、視覚とソナーで見つめる。見た目で判断すると、そのイルカが、大きな泡(壊れて小さな泡になる)から小さな銀のバブルリングを引いたように見える。彼女はそれから、自分のくちばしからちょうど数インチ(10cm弱)前方にあるバブルリングを押す。このときこのバブルリングは多分10秒で20フィート(約6m)以上移動するのである。そうして、再びそのリングが停止すると、彼女はそのねじ曲がったバブルリングがすぐに壊れると判断して、噛みつく。すると壊れて、幾多もの小さな気泡になり、水面へ向けて上昇(本来それが当然だが)して行く。
これは、空想ではなく現実である。そして魔法でもなく、ただ驚愕するばかりである。これはイルカの珍しい行動の一つで、我々が初めて目にしたのは、2頭の子イルカが遊んでいるときである。それによって我々は、イルカが水中という環境において発揮する優れた制御能力を、幾らかより深く見抜くことができる。しかもこのことは、現在でもまだ、我々が単にイルカたちを観察するだけでも、彼らのことについての新たな発見が可能であるという真実を、顕わにしているのである。
・・・・・
これらの若いイルカたちは、自分たちの周りの環境における捉えがたい状況を、認知し、理解し、そして巧みに扱うのである。他でもない娯楽だけのために。
イルカがバブルリングを作り始めたのは、最近のことではない(それどころか多分、われわれの先祖が樹の枝にぶら下がっていたころには、巨大な銀のリングを吹いていたのである)。だが、それは比較的まれな行動であるように見える。それは、以前はMarine WorldでDiana ReissとJan Ostmanによって書かれた論文の中で、ある特定の集団においてのみ観察されていた、と証明されていたからである。「めったにリングを吹かないことや、2頭の子イルカがリングを吹いていたという事実によって、1頭のイルカは他方のイルカから学んだと言える。」「それが見よう見まねによるものか、一頭がもう一頭に教えたのかは分からない。しかしそれを知ることは確かに興味深い。」とKen Martinは話している。
群の状態もまた、以下のことからリングの吹き出しに影響を与えているように見える。「子イルカは、水槽の中に2頭だけでいるときや、1頭の大人と居るときだけ、最も頻繁にリングを作った。そして、大人の数が子供の数を上まわると、全く作らなくなった。」とSuchiは観察から述べた。そして、「Tinkerbellが最も多くのリングを作ったときは、水槽中に一度に2,3のリングが頻繁に現れた。彼女はしばしば興奮しながら私の方に泳いで来ては、また離れてさらに幾らか作るという行為を繰り返した。」と語った。
これらのリングについての我々の論文に対する反応は、以下のように世界中に渡った。人々はそれに魅了されるのだ。イルカについて世界的に権威ある専門家であるKen Norris博士は、今までにそんなものは見たことがなかったと言った。Apple Computerの先端設計グループのRobert Wolfは、Mac computerのディスプレイ上に映し出せる"quicktime" movieを作った。Earthtrustの相談掲示板の一員であるArther C.Clarkeは、それらをすばらしいと思ったという。しかし以上のことは、私が提案した主張について深く考慮したものである。そしてその主張とは、それらが最初の「地球外の芸術」(他の人間以外の動物が成し遂げた、興味深い「芸術的な」ものであるということを示している。)であるかもしれないということである。
「・・・イルカの中にある「自己認識」や他の「知能の高さを示す」性質に対して証拠が挙がったとき、我々は再び次のように考えさせられるに違いないと思われる。創るという全くの楽しみのために銀の輪を作る、これらの生物は一体何であるのか。そしてもし我々が、彼らのすばらしさを認識し保護することが出来なければ、我々は一体どんな種の生き物であるのだろうか。」
その若いメスイルカが、頭を急にクイッと動かす。すると、にぶく銀色に輝く輪(リング)が、まるで魔法でも使ったかのように、彼女の前に現れる。その輪は壊れにくく、ドーナツ型をした泡で、直径が2フィート(約61cm)ある。しかもなんと、この空気の輪は、水面に向かって上昇して行かないのである。それは水中に直立し、まるでマジックミラーの枠のようにも見え、異次元への出入口のようにも見える。しばらくの間、そのイルカは自分が作った創作品を様々な視点や角度から、視覚とソナーで見つめる。見た目で判断すると、そのイルカが、大きな泡(壊れて小さな泡になる)から小さな銀のバブルリングを引いたように見える。彼女はそれから、自分のくちばしからちょうど数インチ(10cm弱)前方にあるバブルリングを押す。このときこのバブルリングは多分10秒で20フィート(約6m)以上移動するのである。そうして、再びそのリングが停止すると、彼女はそのねじ曲がったバブルリングがすぐに壊れると判断して、噛みつく。すると壊れて、幾多もの小さな気泡になり、水面へ向けて上昇(本来それが当然だが)して行く。
これは、空想ではなく現実である。そして魔法でもなく、ただ驚愕するばかりである。これはイルカの珍しい行動の一つで、我々が初めて目にしたのは、2頭の子イルカが遊んでいるときである。それによって我々は、イルカが水中という環境において発揮する優れた制御能力を、幾らかより深く見抜くことができる。しかもこのことは、現在でもまだ、我々が単にイルカたちを観察するだけでも、彼らのことについての新たな発見が可能であるという真実を、顕わにしているのである。
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これらの若いイルカたちは、自分たちの周りの環境における捉えがたい状況を、認知し、理解し、そして巧みに扱うのである。他でもない娯楽だけのために。
イルカがバブルリングを作り始めたのは、最近のことではない(それどころか多分、われわれの先祖が樹の枝にぶら下がっていたころには、巨大な銀のリングを吹いていたのである)。だが、それは比較的まれな行動であるように見える。それは、以前はMarine WorldでDiana ReissとJan Ostmanによって書かれた論文の中で、ある特定の集団においてのみ観察されていた、と証明されていたからである。「めったにリングを吹かないことや、2頭の子イルカがリングを吹いていたという事実によって、1頭のイルカは他方のイルカから学んだと言える。」「それが見よう見まねによるものか、一頭がもう一頭に教えたのかは分からない。しかしそれを知ることは確かに興味深い。」とKen Martinは話している。
群の状態もまた、以下のことからリングの吹き出しに影響を与えているように見える。「子イルカは、水槽の中に2頭だけでいるときや、1頭の大人と居るときだけ、最も頻繁にリングを作った。そして、大人の数が子供の数を上まわると、全く作らなくなった。」とSuchiは観察から述べた。そして、「Tinkerbellが最も多くのリングを作ったときは、水槽中に一度に2,3のリングが頻繁に現れた。彼女はしばしば興奮しながら私の方に泳いで来ては、また離れてさらに幾らか作るという行為を繰り返した。」と語った。
これらのリングについての我々の論文に対する反応は、以下のように世界中に渡った。人々はそれに魅了されるのだ。イルカについて世界的に権威ある専門家であるKen Norris博士は、今までにそんなものは見たことがなかったと言った。Apple Computerの先端設計グループのRobert Wolfは、Mac computerのディスプレイ上に映し出せる"quicktime" movieを作った。Earthtrustの相談掲示板の一員であるArther C.Clarkeは、それらをすばらしいと思ったという。しかし以上のことは、私が提案した主張について深く考慮したものである。そしてその主張とは、それらが最初の「地球外の芸術」(他の人間以外の動物が成し遂げた、興味深い「芸術的な」ものであるということを示している。)であるかもしれないということである。
「・・・イルカの中にある「自己認識」や他の「知能の高さを示す」性質に対して証拠が挙がったとき、我々は再び次のように考えさせられるに違いないと思われる。創るという全くの楽しみのために銀の輪を作る、これらの生物は一体何であるのか。そしてもし我々が、彼らのすばらしさを認識し保護することが出来なければ、我々は一体どんな種の生き物であるのだろうか。」
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