捕鯨とクジラ保護

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Re: 種の多様性保持なら間引け(2)

投稿者: roranjapan 投稿日時: 2008/05/29 14:17 投稿番号: [29026 / 63339]
JARPAの第一航海、第二航海、第三航海のクジラの目視図を見ると、ナガス、シロナガスは第一航海では氷縁の近くからかなり離れたところまで分布している。ところが第二航海では氷縁から離れたところの分布は減ってそのかわりミンクの分布がかなり南下して広がっている。それにつられて氷縁近くのナガスやシロナガスの発見は少なくなった。
つまりナガスやシロナガスはミンクに南に押しやられた形である。
このときに捕獲したナガス2頭は痩せていて尾の身が殆どない状態であるという。
元来オキアミの密度の高い群は氷縁近くに発生しシロナガスはここに現れる。
オキアミは大陸棚か大陸棚の傾斜面に産卵し深海流の湧昇流の栄養塩で育つ植物プランクトンを餌にして育ち次第に北上すると言われるから、氷縁のプランクトンの密度が高く、北に行けば拡散して密度が下がる。
プランクトンの発生量がミンクに対し十分でないと餌を追い求めて南下することはダレでも考えること。氷縁近くまでミンクの分布が広がれば元来そこにいたナガス、シロナガスは餌不足となる。
ナガスを2頭捕獲して2頭とも尾の身がないことは餌不足の可能性が高い。
実操業では胃の内容物が少なく尾の身の少ない漁場は、鯨群の発見が多くても避けることが多い。これをCdによるクジラの腎疾患であるというのはまさに噴飯物、捕鯨を知らない素人らしい台詞だ。
第一航海3巡目でミンクが激減したのはシーズン末には沖にせりだしてくるパックアイス(蓮の葉氷)の下に潜り込んだせいだという説が正しいと思う。
パックアイスには隙間があってクジラは呼吸が出来るし、オキアミを追っていけばそうなってもおかしくない。小型捕鯨船の目視船や小型の母船ではパックアイスの中には入れない。パックアイスの中のクジラは遠方からの目視では計測不能。

以上まとめると、南氷洋のミンク、ザトウは増えすぎている。これは過去の商業捕鯨によるナガス沿岸群とシロナガス乱獲の穴埋めの修正だが、過剰修正あるいはリバウンドとも言える現象と考えられる。
シロナガス、ナガスの餌不足による絶滅が心配だが摂餌の状態を調べるには非致死検査では無理だ。
ミンクザトウを適切な数まで間引くこと。このまま放置すればナガス、シロナガスがあぶない。
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