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ガザ近郊デモ 緊迫

投稿者: nanisun_dung 投稿日時: 2005/07/23 00:49 投稿番号: [364 / 509]
入植地撤去反対派と治安部隊   双方2万人   衝突懸念

【エルサレム=佐藤秀憲】イスラエルのシャロン政権が8月に実施を予定するガザ地区のユダヤ人入植地撤去計画をめぐり、同国政府と反対派の攻防が激化している。反対派は18日、ガザ地区近郊で2万人余りを動員、地区内入植地に向けて3日がかりの抗議デモを開始し、撤去計画を実力で頓挫させる戦術に出た。

  南部ネティボットを出発したデモ隊は19日には、ガザ地区境界線から約15キロの村、クファルマイモンに到達。治安部隊はずっとデモを監視してきたが、同日、モファズ国防相は「デモ隊のこれ以上の進行阻止」を治安部隊に命じ、約2万人の隊員をガザ境界線周辺に配備した。デモ隊は、「20日にガザ地区の入植地入りを目指す」としているだけに、境界線で治安部隊との衝突が懸念される事態にもなっている。

  ガザ地区の入植地は13日以降、軍事封鎖されている。

  今回のデモは、ガザ地区とヨルダン川西岸の入植者で組織する「入植者評議会」が組織した。参加者の大半は敬虔(けいけん)なユダヤ教徒。ガザ地区を含むパレスチナ全域を、神がユダヤ教徒に与えた「約束の地」と見なして神聖視し、撤去は神の意思に反するとの信念に基づき行動している。

  18日のデモ出発時には、高名なラビ(ユダヤ教律法教師)、モルデハイ・エリヤフ師がネティボットで、「我々の土地(入植地)から人々を立ち退かせるべきではない。これは神からの贈り物だからだ」とデモ参加者に呼びかけ、入植地撤去が神の意思に反すると訴えた。

  今回のデモは政府が「不許可」を決めたにもかかわらず強行された。さらに、2万人もの参加者が集まったことで、反対勢力の根強さを改めて証明した。

(2005年7月20日 読売新聞)
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