混迷続くパレスチナ情勢(続)
投稿者: speculator_lucky7 投稿日時: 2004/07/19 13:03 投稿番号: [249 / 509]
パレスチナ:
アラファト議長に反旗
ガザ地区で大規模デモ(毎日新聞
2004年7月18日)
【エルサレム樋口直樹】警察幹部を狙った武装勢力の拉致事件が続発するなど、治安情勢が悪化しているガザ地区で17日夜、アラファト・パレスチナ自治政府議長が自分のいとこをガザ地区の治安部門トップに任命した情実人事に抗議するデモが行われ、数千人の住民が参加した。自治政府の改革や汚職追放を叫ぶ武装勢力が治安部隊の建物に放火する騒ぎに発展するなど、事態は次第に“反アラファト”色を強めている。
パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ系の武装集団は先に、汚職に関与しているとしてガザ地区警察長官を一時拉致。議長は武装集団側の要求を受け入れ腹心の長官を更迭する一方で、新たにガザ地区の治安部門の責任者に、いとこのムーサ・アラファト氏を配し、自らの影響力保持を図ろうとしたとみられている。
これに対し、警察長官を拉致した武装集団の広報担当者はロイター通信に「パレスチナ自治政府は(アラファト議長や)その血縁者による独占状態のままではいられない」と語るなど、議長とその血縁者、一部側近による事実上の独裁体制を厳しく批判していた。
アラファト議長の支持母体であるファタハ内部から、実力行使を伴う抗議行動が起きるのは極めてまれ。イスラエルのガザ地区撤退計画を契機に、同地の若手のファタハ活動家らが自らの勢力拡大を求め、既存勢力の象徴であるアラファト議長に公然と反旗を翻し始めたとの見方もある。
ガザ地区の治安情勢を巡っては、クレイ首相が17日、引責辞任の考えを表明。アラファト議長は辞表の受理を拒否しており、最終的な結論は19日以降に持ち越された。
これは メッセージ 244 (speculator_lucky7 さん)への返信です.
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