対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: 米軍増派計画について

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/12/23 09:21 投稿番号: [99292 / 118550]
お久し振りです、bonno_216さん。面白く読ませていただきましたが、この撤退論は、米国から見て希望的な見方と思われます。このような形での撤退の実現はほぼ無理でしょう。これまでの経過を踏まえると、その理由がいくつか挙げられます。

第1に「軍事的には依然米軍が圧倒的に有利なのですから」というのは、米軍があくまで正規軍と戦うか、イラクを文字通りに瓦礫の山にするか、というどちらかの場合だけです。で、現在は後者しかないのですが、その場合、ファルージャを見ても分かるように、効果を発揮するには、かなりの地域を破壊し尽くすしかありません。その場合は恐らく、自分たちも何も手にできなくなります。

第2に、「政治的には、マリキ政権を見殺しにし、クーデターで新たに成立するであろう軍事政権との水面下交渉を通じて」も軍事政権ができても、意味がないでしょう。なぜなら、どこをどう見渡しても、軍事政権を支える軍事力を持ち、かつ米軍に協力する勢力が見当たりません。それに最も近いであろうSCIRIでさえ、たかだか1〜2万の兵力です。また、そのSCIRIでさえ、あくまで米軍がスンニ派を戦ってくれることを前提に協力しているだけです。スンニ派勢力にいたっては、無条件全面撤退という条件をどこも譲らないでしょう。

第3に、スンニ、シーア派を問わない8割前後の根強い反米意識です。SCIRIのハキム師でさえ暗殺されています。米軍への協力者と見なされた者はシーア派、スンニ派を問わず繰り返し攻撃を受けています。この流れが変わるとは思えません。今でもイラクに残っている人たちが、自分たちを犬っころ同然に扱ってきた、また依然として扱っている者たちと妥協することはないのではないでしょうか。少なくとも米国が条件を付けて単独で交渉できる状況はとっくに過ぎ去っています。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)