『バカの壁』−米政治家編
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/12/21 18:05 投稿番号: [99232 / 118550]
米国主要メディアでもいいから、暇があったらちょっと目に留めて欲しいのだが、ISGレポートの後で米国政治家が行っている発言を読んでいると、けっこう笑える。共和党、民主党を問わず、こんなにイラクのために米国民はやっているのに...、いっそのこと原始時代に戻してしまえ、とこうなる。まるで現実を把握していない。イラク国民の圧倒的大多数は米軍にさっさと出ていって、俺たちに構わないでくれと言っている。原始時代に戻してしまえも何も、すでに彼ら(少なくともスンニ派反占領勢力は)は、何ヶ月も前にその戦術をとっている。ニューヨーク・タイムズさえ、その報告をしている。
イラク反政府勢力、首都から電気を奪う
http://www.nytimes.com/2006/12/19/world/middleeast/19electricity.html?ei=5088&en=89306ab11f3ab756&ex=1324184400&partner=rssnyt&emc=rss&pagewanted=print要するに、彼らは首都に通じる電力網をすべて破壊しようとしており、成功を収めているのだ。
ある価値観(米国の場合はカネがすべて)の中でのんべんだらりと暮らし、それに刃向かう人間が身近にいないと、世界中の人間が同じ価値観を持っていると錯覚する。しかし、現在のイラクにはおそらくそういう人間はきわめて少ない。同じ価値観を持っている者はとっくにイラクを離れているか、出国を考えているだろう。そうでなければ、占領反対が増える一方なんてことないし、スンニ、シーア派のどちらについても、厳格なイスラムがこれほど勢力を伸ばすことはない。ハマスにしても、タリバンにしても、エジプトの何とかにしても、少なくとも現状のイスラム世界では、西欧的な価値観を真っ向から否定する勢力が圧倒的な力を得つつあることは確かなのだ。
『バカの壁』の中にいる者にはこれが理解できない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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