対イラク武力行使

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国と個人

投稿者: kibi_dangoro 投稿日時: 2006/12/09 19:58 投稿番号: [99048 / 118550]
激戦の戦場をしり目に国では人々がカフェでくつろぐ。ベトナム戦争の
アメリカも、中東戦争におけるイスラエルですらそうなのだ。イスラエル
が崩壊するにしても、人々は国と運命をともにしたりはしない。世界に
逃散するのみである。国の下に個人が完全に従属するような、国を
上げてのかつてのような総力戦はもう起こらない。それを繰り返すには
人々は個人と国との関係に深い知識を得てしまった。米国ももちろん
だが、フセイン政権下のイラクですら国と生死をともにする兵を十分に
確保することは不可能である。イラクのゲリラ戦は、全てが過去からの
計画に基づくものではない。米国のかつての白人支配層が、アメリカ
という国への愛着を薄めたのは、公民権法以来の傾向だろう。この
意味での国家と個人との相克もまた進んでいる。歴史は留まること
なく流れる。かつての世界大戦時の諸概念や諸経験は、もはや何の
役にも立たない。
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