内戦万歳、勝手に死ね!
投稿者: comcomcom3jp 投稿日時: 2006/12/02 12:00 投稿番号: [98886 / 118550]
治安回復で具体策示せず
米・イラク首脳会談
2006年11月30日22時06分
ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相は30日、アンマンで会談した。両首脳は、治安維持権限の米軍からイラク側への移譲を加速化させる方針では合意した。だが、吹き荒れる宗派間抗争の嵐に対し、有効な手を打てないマリキ首相の「限界説」すら出始めている中、治安の回復と米軍撤退に向けた具体的な出口戦略は何も描けないまま終わった。
ブッシュ大統領は会談後の共同記者会見で、マリキ首相への信頼を繰り返し表明した。首相の政治力に疑問を投げかける米政権内の機密メモが米紙に暴露されたことで、陰りの生じた間柄を修復したいという意図は明らかだった。
だが、会見の最中、ブッシュ大統領が「何か追加で答えたいですか」と笑いかけても、マリキ首相は表情を変えず、両者の間にはどこかぎこちない空気が漂った。
前夜には、予定されていたヨルダンのアブドラ国王を交えた3者会談をマリキ首相が直前にキャンセルし、機密メモに反発したのではと憶測を呼んだ。理由をただす質問に、首相は「我々の側に3者で話す議題はなかった」と、そっけなく答えるだけだった。
ブッシュ大統領は「任務が完了するまで撤退しない」と、これまでの主張を繰り返した。治安維持権限の移譲などイラク政府が達成すべき目標の期限を聞かれても「できるだけ早くだ」と答えるだけ。軌道修正をうかがわせる言葉は一切飛び出さなかった。
だが、米国内では、イラク情勢は大きな岐路にさしかかりつつあるとの観測が広まっている。
3大ネットワークのひとつNBCテレビは27日、用語を統一し、「イラク内戦」と呼ぶことを決めた。ロサンゼルス・タイムズ紙はすでに10月から「内戦」の表現を使用。ニューヨーク・タイムズ紙も、記者が状況に応じて内戦と表現することを認め始めた。
超党派で戦略見直し作業にあたる有識者の集まり「イラク研究グループ」は12月6日、報告書をブッシュ大統領や議会に出す。その中で、中東地域でより積極的な外交策を取り、イラン、シリアとの対話の糸口も探るよう大統領に求めることは確実とみられている。
今回、マリキ首相との会談の場にイラクの隣国で親米アラブを代表するヨルダンが選ばれた背景には、こうした提言を先取りする政権側の意図もあったとみられる。だが、そうした意図も、3者会談が流れたことで空振りに終わった。
治安悪化の「主役」ともいえる民兵組織に関しては、「不法行為を行う組織には責任を取らせる」という言い回しで、両首脳とも、取り締まり強化を口にした。だが、「民兵解体」にまでは踏み込めなかった。
シーア派のマリキ首相の後ろ盾で、民兵組織マフディ軍を抱える強硬派のサドル師派は29日、「首相がブッシュと会談するなら、政権を離脱する」と脅していた。
警察機能のマヒで、シーア派住民の間には、スンニ派武装勢力から命を守ってくれるのは民兵だけ、との思いがある。その「解体」がうたわれれば、マリキ首相、サドル師とも住民の支持を失いかねない。
会談内容が伝わったとみられる30日朝には、サドル師派議員が現地テレビで「離脱は政治的な宣伝行為だ。目的を果たせばすぐ戻る」と述べ、あっさり矛先を収めた。
2006年11月30日22時06分
ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相は30日、アンマンで会談した。両首脳は、治安維持権限の米軍からイラク側への移譲を加速化させる方針では合意した。だが、吹き荒れる宗派間抗争の嵐に対し、有効な手を打てないマリキ首相の「限界説」すら出始めている中、治安の回復と米軍撤退に向けた具体的な出口戦略は何も描けないまま終わった。
ブッシュ大統領は会談後の共同記者会見で、マリキ首相への信頼を繰り返し表明した。首相の政治力に疑問を投げかける米政権内の機密メモが米紙に暴露されたことで、陰りの生じた間柄を修復したいという意図は明らかだった。
だが、会見の最中、ブッシュ大統領が「何か追加で答えたいですか」と笑いかけても、マリキ首相は表情を変えず、両者の間にはどこかぎこちない空気が漂った。
前夜には、予定されていたヨルダンのアブドラ国王を交えた3者会談をマリキ首相が直前にキャンセルし、機密メモに反発したのではと憶測を呼んだ。理由をただす質問に、首相は「我々の側に3者で話す議題はなかった」と、そっけなく答えるだけだった。
ブッシュ大統領は「任務が完了するまで撤退しない」と、これまでの主張を繰り返した。治安維持権限の移譲などイラク政府が達成すべき目標の期限を聞かれても「できるだけ早くだ」と答えるだけ。軌道修正をうかがわせる言葉は一切飛び出さなかった。
だが、米国内では、イラク情勢は大きな岐路にさしかかりつつあるとの観測が広まっている。
3大ネットワークのひとつNBCテレビは27日、用語を統一し、「イラク内戦」と呼ぶことを決めた。ロサンゼルス・タイムズ紙はすでに10月から「内戦」の表現を使用。ニューヨーク・タイムズ紙も、記者が状況に応じて内戦と表現することを認め始めた。
超党派で戦略見直し作業にあたる有識者の集まり「イラク研究グループ」は12月6日、報告書をブッシュ大統領や議会に出す。その中で、中東地域でより積極的な外交策を取り、イラン、シリアとの対話の糸口も探るよう大統領に求めることは確実とみられている。
今回、マリキ首相との会談の場にイラクの隣国で親米アラブを代表するヨルダンが選ばれた背景には、こうした提言を先取りする政権側の意図もあったとみられる。だが、そうした意図も、3者会談が流れたことで空振りに終わった。
治安悪化の「主役」ともいえる民兵組織に関しては、「不法行為を行う組織には責任を取らせる」という言い回しで、両首脳とも、取り締まり強化を口にした。だが、「民兵解体」にまでは踏み込めなかった。
シーア派のマリキ首相の後ろ盾で、民兵組織マフディ軍を抱える強硬派のサドル師派は29日、「首相がブッシュと会談するなら、政権を離脱する」と脅していた。
警察機能のマヒで、シーア派住民の間には、スンニ派武装勢力から命を守ってくれるのは民兵だけ、との思いがある。その「解体」がうたわれれば、マリキ首相、サドル師とも住民の支持を失いかねない。
会談内容が伝わったとみられる30日朝には、サドル師派議員が現地テレビで「離脱は政治的な宣伝行為だ。目的を果たせばすぐ戻る」と述べ、あっさり矛先を収めた。
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