御教授有り難う御座います
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/09/26 23:38 投稿番号: [96910 / 118550]
今晩は、silverlining430 さん、御教授有り難う御座います。
>国際的な任務を負った機関が"permanent"であるかどうかといった場合、
>「常設的」という邦訳の方が自然であるかと思われます。
なるほど、この場合は「常設」と訳すべきだったと理解できました。
・どういう状況で
・誰が
・どういう資格・規定性で
述べているのか、ということに踏まえて、
その状況におけるより正しい訳を選択すべきですね。
タラバーニ氏は、クルド愛国同盟の議長でもありますが、
一国の大統領として発言しているのですから、
「常設」と訳すべきでしたね。
ただ、私個人としては、
イラクの一般民衆のレベルでは、
「米軍基地の恒久化」を懸念していると表現した方が、
私個人の感性にはフィットしているということには変わりません。
イラクのクルド自治区として、トルコに脅威を覚えていると思います。
タラバーニ氏は、クルド愛国同盟の議長としては、
同様にトルコに脅威を感じています。
ただ、タラバーニ氏は、イラク大統領でもありますからね。
話がややこしくなります。
<イラクのクルド人の特殊利害>を、
<イラク国家全体の普遍的利害>として押し出すという、
常套手段でもあると思います。
実際にトルコがイラクに全面侵攻するとは、私にはまだ思えないのですが、
もしそうなったら、イラク一国全体にとっても脅威ではあります。
イスラエルとレバノン、
イスラエルとヒズボラの関係にも似ていて、
<一国全体の利害>と
<国家内一部勢力の特殊利害>という
重層構造になっていると思います。
更には、クルド内も様々な意見に分裂していて、
ペシュメルガとして歴戦の勇士であった壮年層は、
一気に多くを望んで、その都度全てを失ってきたという
苦い実体験から、『名より実をとる』ということで、
独立よりも、自治による実益を確保・拡大してきたと思います。
ただ、そういう苦労を実体験していない若い層は、
早急な独立を求めているようにも思えます。
確かにクルド自治区は目覚しい経済発展の真っ最中ですが、
それは同時に『格差社会』が進行していることでもあります。
また、クルドの「経済的発展」に刺激されて、
南部シーア派の人達の多くが『わしらもそうするべぇ』と
南部シュメール自治構想を抱くのも理解できます。
そしてそれは同時にスンニ派が危機意識を深めるということも理解できます。
イラクは本来は豊かな社会が建設できるポテンシャルを秘めています。
(まあ、だからこそ利害対立が先鋭化するとも言えますが)
ブッシュ政権は、既に撤退を決断していると私は思っています。
ただ、『名誉ある撤退』を実現する
その前提条件形成がうまくいっていないのだと。
つまり、一向に現状を改善できないのだと。
私個人としては、米軍は、スンニ派地域では、
・実質的な『停戦状態』に移行し、
・実質的な「連邦制」がベターなのではないかとも思えます。
スンニ派の危惧を払拭し、スンニ派にも石油利益を保証し、
あとは、三つの地域の「連邦制」が、
現状では、ベターなのではないかという気もします。
気がするだけですが。
例えば、スンニ派支配地域では、サラフィー派が実効支配する地域が増えていて
そこは、アメリカの目には、「タリバン」と映るのでしょうね。
しかし、仕方ありません。
<イラクのことはイラク人が決める>ということを認めるのならば、
たとえ否定的状況であっても、認めざるを得ないとも思えます。
すいません、とりとめもなくなってしまいました。
まあ、断片的考察の一部として書き留めておきます。
>国際的な任務を負った機関が"permanent"であるかどうかといった場合、
>「常設的」という邦訳の方が自然であるかと思われます。
なるほど、この場合は「常設」と訳すべきだったと理解できました。
・どういう状況で
・誰が
・どういう資格・規定性で
述べているのか、ということに踏まえて、
その状況におけるより正しい訳を選択すべきですね。
タラバーニ氏は、クルド愛国同盟の議長でもありますが、
一国の大統領として発言しているのですから、
「常設」と訳すべきでしたね。
ただ、私個人としては、
イラクの一般民衆のレベルでは、
「米軍基地の恒久化」を懸念していると表現した方が、
私個人の感性にはフィットしているということには変わりません。
イラクのクルド自治区として、トルコに脅威を覚えていると思います。
タラバーニ氏は、クルド愛国同盟の議長としては、
同様にトルコに脅威を感じています。
ただ、タラバーニ氏は、イラク大統領でもありますからね。
話がややこしくなります。
<イラクのクルド人の特殊利害>を、
<イラク国家全体の普遍的利害>として押し出すという、
常套手段でもあると思います。
実際にトルコがイラクに全面侵攻するとは、私にはまだ思えないのですが、
もしそうなったら、イラク一国全体にとっても脅威ではあります。
イスラエルとレバノン、
イスラエルとヒズボラの関係にも似ていて、
<一国全体の利害>と
<国家内一部勢力の特殊利害>という
重層構造になっていると思います。
更には、クルド内も様々な意見に分裂していて、
ペシュメルガとして歴戦の勇士であった壮年層は、
一気に多くを望んで、その都度全てを失ってきたという
苦い実体験から、『名より実をとる』ということで、
独立よりも、自治による実益を確保・拡大してきたと思います。
ただ、そういう苦労を実体験していない若い層は、
早急な独立を求めているようにも思えます。
確かにクルド自治区は目覚しい経済発展の真っ最中ですが、
それは同時に『格差社会』が進行していることでもあります。
また、クルドの「経済的発展」に刺激されて、
南部シーア派の人達の多くが『わしらもそうするべぇ』と
南部シュメール自治構想を抱くのも理解できます。
そしてそれは同時にスンニ派が危機意識を深めるということも理解できます。
イラクは本来は豊かな社会が建設できるポテンシャルを秘めています。
(まあ、だからこそ利害対立が先鋭化するとも言えますが)
ブッシュ政権は、既に撤退を決断していると私は思っています。
ただ、『名誉ある撤退』を実現する
その前提条件形成がうまくいっていないのだと。
つまり、一向に現状を改善できないのだと。
私個人としては、米軍は、スンニ派地域では、
・実質的な『停戦状態』に移行し、
・実質的な「連邦制」がベターなのではないかとも思えます。
スンニ派の危惧を払拭し、スンニ派にも石油利益を保証し、
あとは、三つの地域の「連邦制」が、
現状では、ベターなのではないかという気もします。
気がするだけですが。
例えば、スンニ派支配地域では、サラフィー派が実効支配する地域が増えていて
そこは、アメリカの目には、「タリバン」と映るのでしょうね。
しかし、仕方ありません。
<イラクのことはイラク人が決める>ということを認めるのならば、
たとえ否定的状況であっても、認めざるを得ないとも思えます。
すいません、とりとめもなくなってしまいました。
まあ、断片的考察の一部として書き留めておきます。
これは メッセージ 96908 (silverlining430 さん)への返信です.
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