イスラエルが地上戦拡大決定
投稿者: comcomcom3jp 投稿日時: 2006/08/10 14:07 投稿番号: [94880 / 118550]
イスラエルが地上戦拡大決定
ヒズボラは徹底抗戦表明
2006.08.10
Web posted at: 11:37 JST
- CNN/AP/REUTERS
イスラエル・レバノン国境──イスラエル治安閣議は9日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに対する地上戦の拡大を承認した。国境から20キロのレバノン領内リタニ川まで戦線を拡大することを認める内容。この日夜、イスラエル軍は南レバノンを激しく砲撃し、戦車と装甲車でレバノン領内に侵攻した。
イスラエル首相府は治安閣議の決定について、イスラエルのオルメルト首相とペレツ国防相の最終承認が必要としている。イスラエルの軍事アナリストによると、南レバノンには約1万人のイスラエル部隊が展開中とみられている。
この決定から数時間後、ヒズボラ指導者ナスララ師は、ヒズボラ系アルマナル・テレビで、南レバノンを「イスラエル人の墓場」にすると発言。また、ヒズボラの軍事能力がイスラエルの攻撃で打撃を受けていないと言明し、徹底抗戦の姿勢を表明した。
一方、レバノン政府軍および国連関係者は、イスラエルがヒズボラのロケット弾発射拠点としているレバノン領内キヤムで、イスラエル軍部隊とヒズボラの激しい戦闘があったと指摘した。ただ、イスラエル当局者はこの軍事作戦が戦線拡大ではないとして、治安閣議の決定とのつながりを否定した。
こうしたなか、スノー米大統領報道官は「われわれは戦闘激化を望んでいない」と述べたうえで、国連安保理の停戦決議でヒズボラに対応するとともに、レバノン政府による同国南部の統治回復に向けて現実的な解決を図ることが必要だと強調した。
米政府高官によると、停戦決議案の採決は10日には行われない見通し。決議案を5日に提示した米仏両国は現在、一部修正について検討しており、レバノンとアラブ連盟が求めているイスラエル軍のレバノン即時撤退や、レバノン政府軍および国連部隊の展開時期といった点で合意を目指している。
米国は、イスラエルがレバノン撤退前に、レバノン政府軍などの展開を監視する「柔軟性」を盛り込みたい意向にある。ただ、アラブ連盟のムーサ事務局長によると、レバノンと同連盟は、イスラエル軍の全面撤退に向けた厳しい規定を求めている。
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