イラク、そして世界の転機
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/06/17 18:06 投稿番号: [92853 / 118550]
自己絶対化というかアメリカ・シンドロームのせいだと思うけど、ブッシュ政権がイラクについて考えていることは、少なくとも半年以上遅れている。これは米国議会も同じと言っていいだろう。
以前に「米国議会の茶番劇」で書いたが、今週の緊急支出法案に対する「イラクにおける恒久的軍事基地止」や「イラクの石油支配」の条項はいとも簡単に削除され、これまたいとも簡単に945億ドル(そのうちペンタゴンに行く戦費は658億ドル)の緊急支出法案が通ったようだ。で、この記事によれば、この戦費は9月までのもので、10月以降については、さらに500億ドルの戦費を計上する予定(しかし、日本円でいうと、兆というか10兆に近い数字なのでピントとこない、ものすごいカネが費やされている)。
Bush signs $94.5 bln war, hurricane funding bill
http://news.yahoo.com/s/nm/20060615/pl_nm/security_congress_funding_dc_7さらに、イラク撤退期限について、米国議会の動きを象徴する議決がなされたようだ。
<イラク駐留米軍>撤退期限設定反対の決議を採択
米下院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060617-00000020-mai-int上下院ともこういうことだから、ことイラクに関する限り、すでに米国議会の二大政党制はすでに機能していないと言っていいだろう。この記事の中のこの記述は、笑えるというか、禁止条項を削除した、圧倒的多数による戦費法案通過といい、米国社会の支配層の状況をけっこう的確に表しているのではないだろうか。
> 決議はイラクでの対テロ戦争継続への支援を表明し、「恣意(しい)的な撤退期限を設定するのは国家利益に反する」としている。
これは、イラク戦が当初の楽勝ムードから「米国という国家をかけた戦いへ」になったことを端的に表しているのではないだろうか。言い替えれば、米国というのが、これだけ軍産複合体に依存した社会である以上、軍産複合体にかけるしかなくなったというか。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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