対イラク武力行使

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Re: サドル師の声明について(その一)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/05/04 11:00 投稿番号: [91166 / 118550]
>アルカイダはアメリカがイラクに居るいないにかかわらずテロ行為を続けるで
>しょう。彼等にとって安定したイラクは敵なのです。アメリカが当面の敵では
>ありますが、アメリカが出ていけばその敵はイラク政府へと変わるのです。

その通りです。全く同意しますよ。

ただ、そのアルカイダなど少数だと米政府系シンクタンク等が
述べているではないですか。

そして、同シンクタンク等によれば、
それに比して、地元武装勢力は、数万人だと。
更にはその予備軍は数十万人もいると述べているではないですか。
つまり、そんな少人数のアルカイダ系なんて、数万、数十万のスンニ派自身が
いとも簡単に粉砕できるのではないですか。

事実として、アルカイダ系やその支持者が多数を占める国なんて
世界中のどこにも存在しません。



>スンニが武力行使をやめればアメリカは出ていく。
>治安が安定すればアメリカがいる理由がないのです。
>出ていってほしいなら抵抗をやめて平和的に政治参加をすればいいだけです。

アメリカ側の論理では、そうなるのは理解できます。
しかし、占領に対する抵抗は正当だと、
カイロ会議で公式に公表されたことをお忘れですか。
占領軍への攻撃は正当だとの支持は
スンニ派地域では88%だったことをお忘れですか。

私はどんどん武装闘争をやれと無責任に言うつもりはありません。
それどころか個人的には、平和的、合法的闘争のみに限定して欲しいくらいです
しかし占領下に苦吟する人々が武装抵抗を選択するのは彼らの意思です。
私に止めろなんていう権利はありません。
ただ、反占領闘争に一般市民への無差別テロを内包するなら、
その部分は批判します。


>あなたのいってることは本末転倒ですよ。

占領者の論理と
被占領者の論理とがあるのです。

被占領者に向かって、本末転倒していると言っても、
彼らにとっては、その方が本末転倒です。

かのブレジンスキー氏も、米軍は負けていると公言したではないですか。
ブレジンスキー氏の言にも耳を傾けてはどうですか。

IED攻撃を阻止できているのは、まだ半数くらいではないですか。
発見する努力を高度化しているし、その技量も高度化しているのは認めますよ。
でもその絶対数から考えると、今後も確実に膨大な被害者が生み出されることは
確かだと思います。

私はね、本心を言うと、米兵にも大いに同情しているのです。
こんなIEDに神経をすり減らされ、
一軒一軒ドアを蹴破って家宅捜索するのも、気が滅入るでしょうね。
検問所で車を止めるしぐさを、現地イラク人方式へと学習し始めたのは、
やっと今年になってからではないですか。こんなことでは駄目ですよ。

大体、米兵に、テロリストとレジスタンスを区別する能力はないじゃないですか

米軍ができるだけ一般市民への被害を減らすべく努力していることは
よく理解できますよ。
ファルージャで、地上部隊が、戦闘機に空爆を要請したら、目標が精密には
確定できないと、空爆要請を拒否したパイロットの話も「ファルージャ栄光なき
死闘」に記述されていました。

チェチェンのロシア軍の信じられないような悪逆非道ぶりと比すると、
米軍は、紳士的、人道主義者にすら見えてしまいます。
(それだけロシア軍はチェチェンで蛮行をはたらいています)
しかし、だからといって、米軍の悪行の数々も免罪されません。
意図したものではない場合も含めて、一般市民をも多数殺傷してきたことは
客観的事実です。

米兵の死傷者数だけでなく、PTSDの問題も深刻です。

はっきり言って、もう止めませんか。
米兵の為にももう何とか停戦する努力をこそしてはどうですか。
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