Re: 貿易センターの崩壊説、日本語版(3)
投稿者: immoralbeloved 投稿日時: 2006/03/25 00:09 投稿番号: [89526 / 118550]
しかし、衝突時の温度では熱放射が重要な役割を果たし、かつ燃焼のためこの効果をモデル化する必要性は決して少なくありませんでした。
熱源については非常に情報が限られていたため、機体によってえぐられたエリアでの表面温度は摂氏1,500度と考えられました。
対流境界条件は、構造の中央に位置する近くの部材に対して適用されました。 また、時間刻みの自動調整機能を用いて衝突から1時間の温度変化を解析しました。 これによって隣接階においても、熱放射量がより多かったとしても温度は摂氏500 度に達していたと考えられます。 この熱解析はワークステーション上で行われ、2,300秒を要しました。 そして、熱解析の結果をMSC.Marcに組み込み、弾塑性動的解析を実施しました。 MSC.Marcでは、これに陰的手法を使用しています。
通常、このタイプの解析にはでは動的解析を行いませんが、MSC.Dytranによって得られた構造の一部を分離しました。 静解析においては、分離を行うと剛体モードになりますが、この解析では、重力荷重および熱荷重により解析を進めることができました。
熱応力解析では、最初の30分の間には微量のたわみしか見られませんでしたが、これが後に大きな塑性ひずみへと発展し、不安定因子となりました。 これは、ジョイストに見られる大きな塑性ひずみを見れば明らかです。
そして、56,000にも及ぶシェル要素から成るこのモデルの処理には、12時間を要しました。
衝突による衝撃で構造が大幅に脆くなっている中で、残った鉄製のはりや柱は極端に高い温度のため溶解してしまいました。 また、損傷した横はりが側壁を保持できなくなったため、トラスには座屈が発生していました。 その結果、荷重の配分のバランスが崩れ、ビルが倒壊したのです。
推奨事項
What-if分析を行う際には、壁の断熱性や厚さ、鉄製のはりや柱の断熱性など、より多くの熱パラメータを取り入れる必要があります。 さらに、はりと柱の間隔、はりと柱に対する熱放射などの構造パラメータの解析も、シミュレーションに入れるべきでしょう。
また、耐熱性がより高い、階段や石壁に使用されている材料の違いを考慮した解析も行う必要があり、さらには衝突後わずか数分間の間にスプリンクラーシステムが故障した原因について分析を行う必要もあるでしょう。
結論
「WTCビルがなぜ、どのようにして倒壊したかを究明するのは、将来このようなビルの倒壊を防ぐための教訓となります。」委員会で証言したAstaneh-Asl博士は、このように語りました。 「機体の衝撃、そして後に続いた火災に関わる非常に複雑な事象と非線形性を解析するには、MSC.Sofwareのシミュレーション・ツールのような最新の強力なソフトウェアが必要になります。 MSC.Softwareは、この研究プログラムに実に多大な貢献をしました。 我々は今後とも、倒壊の原因を究明し、将来このような最悪な倒壊を未然に防ぐ教訓を得るためにも、これらのツールを継続して調査に使用していきます。」
民間旅客機の衝突によって生じる衝撃と熱に耐えうるビルを設計し、建造するのは、実にコストがかかることかるもしれません。 しかし、非線形解析を使って問題を軽減するために必要な冗長性を割り出し、完全に倒壊するまでの時間を予測できれば、より多くの人命を救うことにもつながるのです。 WTCが2時間以内に倒壊していなかったとしたら、たとえその破壊力がどれほど凄まじいものであっても、避難する時間を稼いで、たとえ死傷者が発生してしまうとしても、それを最小限に抑えることができたかもしれないのです。
EOF
熱源については非常に情報が限られていたため、機体によってえぐられたエリアでの表面温度は摂氏1,500度と考えられました。
対流境界条件は、構造の中央に位置する近くの部材に対して適用されました。 また、時間刻みの自動調整機能を用いて衝突から1時間の温度変化を解析しました。 これによって隣接階においても、熱放射量がより多かったとしても温度は摂氏500 度に達していたと考えられます。 この熱解析はワークステーション上で行われ、2,300秒を要しました。 そして、熱解析の結果をMSC.Marcに組み込み、弾塑性動的解析を実施しました。 MSC.Marcでは、これに陰的手法を使用しています。
通常、このタイプの解析にはでは動的解析を行いませんが、MSC.Dytranによって得られた構造の一部を分離しました。 静解析においては、分離を行うと剛体モードになりますが、この解析では、重力荷重および熱荷重により解析を進めることができました。
熱応力解析では、最初の30分の間には微量のたわみしか見られませんでしたが、これが後に大きな塑性ひずみへと発展し、不安定因子となりました。 これは、ジョイストに見られる大きな塑性ひずみを見れば明らかです。
そして、56,000にも及ぶシェル要素から成るこのモデルの処理には、12時間を要しました。
衝突による衝撃で構造が大幅に脆くなっている中で、残った鉄製のはりや柱は極端に高い温度のため溶解してしまいました。 また、損傷した横はりが側壁を保持できなくなったため、トラスには座屈が発生していました。 その結果、荷重の配分のバランスが崩れ、ビルが倒壊したのです。
推奨事項
What-if分析を行う際には、壁の断熱性や厚さ、鉄製のはりや柱の断熱性など、より多くの熱パラメータを取り入れる必要があります。 さらに、はりと柱の間隔、はりと柱に対する熱放射などの構造パラメータの解析も、シミュレーションに入れるべきでしょう。
また、耐熱性がより高い、階段や石壁に使用されている材料の違いを考慮した解析も行う必要があり、さらには衝突後わずか数分間の間にスプリンクラーシステムが故障した原因について分析を行う必要もあるでしょう。
結論
「WTCビルがなぜ、どのようにして倒壊したかを究明するのは、将来このようなビルの倒壊を防ぐための教訓となります。」委員会で証言したAstaneh-Asl博士は、このように語りました。 「機体の衝撃、そして後に続いた火災に関わる非常に複雑な事象と非線形性を解析するには、MSC.Sofwareのシミュレーション・ツールのような最新の強力なソフトウェアが必要になります。 MSC.Softwareは、この研究プログラムに実に多大な貢献をしました。 我々は今後とも、倒壊の原因を究明し、将来このような最悪な倒壊を未然に防ぐ教訓を得るためにも、これらのツールを継続して調査に使用していきます。」
民間旅客機の衝突によって生じる衝撃と熱に耐えうるビルを設計し、建造するのは、実にコストがかかることかるもしれません。 しかし、非線形解析を使って問題を軽減するために必要な冗長性を割り出し、完全に倒壊するまでの時間を予測できれば、より多くの人命を救うことにもつながるのです。 WTCが2時間以内に倒壊していなかったとしたら、たとえその破壊力がどれほど凄まじいものであっても、避難する時間を稼いで、たとえ死傷者が発生してしまうとしても、それを最小限に抑えることができたかもしれないのです。
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これは メッセージ 89525 (immoralbeloved さん)への返信です.
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