若者は何故テロに走るのか?
投稿者: maya_kosmisch 投稿日時: 2006/03/23 23:45 投稿番号: [89482 / 118550]
最後に、同時多発テロ事件発生直後に発売された『ニューズウィーク』誌に掲載された、クリストファー・ディッキー「イスラム教徒の若者がテロリストに変身していく過程」をご紹介します。
これは欧米各国の裁判資料と、「ニューズウィーク」が行ったビン・ラーディンの元同士との独占インタビューを通じて明らかになったものを中東総局長が報じたものです。
「多くの若者にとって、テロリストへの道は自宅のテレビから始まる。ボスニア、チェチェン、カシミール、パレスチナ。若者達はテレビ画面に映し出された光景を見て、イスラム教徒が世界各地で追いつめられ、虐殺されていると確信する。宗教的熱情に駆られた彼らは、地元のモスクやインターネット上でイスラム防衛の誓いを立てる。そのなかにはNGOへの寄付を募る者もいるが、飛行機代を工面してペシャワルへ向かう者もいた」
ムスリムの若者が防衛ジハードに加わる最大の理由は、彼らが「敵」と戦わない限り、同胞が虐殺され続けると信じていることなのです。
これは、どこの国でも見られる「愛国心」であり、「同胞愛」です。
時にこうした「偏愛」が戦争を生む源となっているわけです。そのいずれもが、自らを正義の戦いとし、敵対する相手を「悪」だと見るわけです。
このような二元論的な思考にとらわれている限り、世界から戦争や紛争や争いごとは無くならない。
東洋思想の「大極図」は、善でもなければ悪でもなく、その両方が分断されることなく解け合い、昇華されたされたものが「中道」です。中道は真ん中という意味ではありません。善悪、清濁の「融合」であり、「包括」なのです。
エゴの芽がある限りは、人類は決してこの域には到達できないでしょう。
つまり、戦争や紛争は、そう簡単には無くならないということです。
そして、その芽は私達の中にもあるわけです。一方を支持する為に、もう一方をバッシングしているわけですから。(反テロ、反米、反中などなど)
決して人ごとではありませんね。(私は反中共です)
※参考資料竹田いさみ著「国際テロネットワーク」、「対テロ戦争」とイスラム世界、他
これは メッセージ 89481 (maya_kosmisch さん)への返信です.
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