「爆弾証言」
投稿者: maya_kosmisch 投稿日時: 2006/03/18 11:25 投稿番号: [89238 / 118550]
リチャード・クラークに替わってNSCの対策部長となったウェイン・ダウニングは、就任して数ヶ月の内に、テロの脅威に対する行政機関の官僚的対応に不満を感じてホワイトハウスを辞しました。
ウェインの後任は、ジョン・ゴードンとランディ・ビアズのふたりだった。リチャード・クラークは、この二人のこともずっと以前から仕事上で知っていたということです。
「爆弾宣言」の中に記されている、その後NSCのテロ対策部長となったランディ・ビアズと、リチャード・クラークの対話は興味深い。
ビアズは着任の数ヶ月後にホワイトハウスから電話をよこしたのですが、これまでと様子の違うビアズを案じて、リチャードはビアズをすぐさま家に呼んだのです。
ビアズはリチャードと逢うや、開口一番「もう辞めるしかないと思う」と言ったそうです。
以下、ビアズの言を抜粋してご紹介します。
「みんな、まだわかってないんだ。全力を挙げてアルカイダと戦い、本土の防衛力を高めるかわりに、まだイラクに侵攻したがっている。アフガニスタンにいるアメリカ軍はほんの形ばかり。タリバンは再編成されつつあるし、ビンラディンも、その右腕も、タリバンのリーダーも捕まっていない。なのに、やつらをつかまえるために、そしてカブール政府による国の治安維持を助けるために、アフガニスタンに軍隊を追加派遣する気はないんだ。それどころか撤退して、イラク侵攻に備えるつもりでいる。我々がイラクを占領したら、アルカイダやその関連集団がどれほど力を強めるか、わかるか?
現時点でイラクは我が国に何の害も及ぼしていないのに、アメリカ人の70%は、イラクがペンタゴンと世界貿易センタービルを攻撃したと考えている。なぜだと思う?
国民がそう考えることを、ブッシュ政権が望んだからだ!」
「さらに悪いことに、連中は対テロ戦争を政治的に利用している。この前、講演で見つかった例の書類のことは知っているだろう?
もとはカール・ローブの執務室にあった書類だ。共和党に対して、選挙で戦争を利用すべしと説いたやつだよ。そう、連中はそれを実行した。本末転倒だよ!」
これは メッセージ 89237 (maya_kosmisch さん)への返信です.
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