対イラク武力行使

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maya_kosmischさんへ

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/03/16 08:59 投稿番号: [89136 / 118550]
>少なくともサウド王室がビンラディン等に資金援助
>しているということは事実だという認識です。

  はい、それは私も同じ認識です。資金援助の目的をどう見るか…で違うだけですね。

  アフガンの対ソ連アラブ義勇軍でも、ビンラディン氏の役割は「資金調達」でした。彼はサウド王室とつながりがあり、一族の経営するゼネコンはブッシュ氏(父)らとも、石油事業でビジネス・パートナーでした。さらに一族は米国ウォール街での資産運用にも深く関わっており、例の国防関連事業インサイダー取引のエキスパートたる「カーライル・グループ」に大金を出資していました。つまり、彼は全世界の大富豪とコネがあったわけです。

  ムジャヒディンのリーダー、アブドゥル・アッザーム氏は、そんな彼を「金庫番」として重用していました。ムジャヒディンは表向き「義勇軍」ですが、実際、ソ連軍との戦闘にはほとんど参加していません。彼らのメインの仕事は資金調達と武器供給および諜報活動(スパイ)、さらにはCIAが提供してくれた軍事訓練キャンプの運営などです。軍事知識もない一建設技術者が「英雄」になったのは、そうしたムジャヒディンの任務特性によります。

  アフガニスタンからソ連軍を実力で追い出したのはアフガン・ゲリラであって、アラブ義勇軍ではありません。アラブ義勇軍は、アフガン・ゲリラとパキスタン諜報部、CIAの橋渡しをし、世界中の大富豪から資金を集めてアフガン・ゲリラに武器や情報を渡すことで側面支援したにすぎないのです。

  アラブ義勇軍(ムジャヒディン)をアルカイダの前身だとするならば、それはゲリラの専門家集団ではありませんし、ましてや「テロ」の専門家集団でもないと考えるべきでしょう。「反米ジハード」を宣言したビンラディン氏やザワヒリ氏は、自らそのジハードを戦うほどの能力を持たない、単なる「スピーカー」です。だからこそ、米国はタンザニア、ケニアの米大使館爆破テロ後も、ビンラディン氏の資産凍結をしなかったのです。資産凍結の処置は911事件後ですが、それまでビンラディン氏らは、サウド家やアラブの富豪たち、さらにはカーライル・グループに群がる世界中の投資家から、自由に資金を引き出していたというわけです。

  カーライル・グループは、ご存知の通り、国防関連事業インサイダー取り引きのエキスパートです。ここに投資する投資家たちは、戦争が起こり、国防関連事業に大金が転がり込むことを見越していました。したがって「戦争の火種」になってくれる「テロ組織」に彼らが資金援助することは、純然たる投資であり、しかも「手堅い」ビジネスでもあるわけです。CIAがアル・ジハードの残党たちを自由に泳がせていたのは、そうした投資家たちからの強い要望でもあったと考えられます。

  911がサウジによるアメリカへの裏切り行為であるとしても、サウジアラビアには、あの事件を成功させるだけの実力がありません。どうしても米国の解体専門業者による協力が必要になってくるのです。いや、それだけでは不十分で、空港警備会社、米国の防空システムを預かる空軍司令部、ペンタゴン上層部、CIAとFBIの上層部が関与してはじめて「テロ」は成功するのです。

  911事件自体の検証と、20年をさかのぼる中東政策、「アルカイダ」の背後関係…私は、これらを総合的に判断すれば「911内部犯行説」以外の答えは出にくいだろうと考えています。
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