大野元裕氏談(「ニュースの深層」)②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/14 05:35 投稿番号: [89001 / 118550]
大野氏の話の中で最も驚いたのは、
ファディーラ党とSCIRIの提携という話です。
私のこれまでの認識では、
ファディーラ党は、
故サーディク・サドル師を信奉するグループで、
したがって、サドル派とは協調関係にあると認識していました。
また、これまでは、連邦制に反対しているとも認識していました。
何故、サドル派とファディーラ党が、ジャファリ首相続投問題では、
対立しているのかが、理解できません。
SCIRIは、
「八月初め、SCIRI議長は、南部地方自治政府(シュメール連邦)樹立構想を
打ち上げた」ということで、
連邦制へ傾いてもいるとは思います。
しかし、ファディーラ党が連邦制に賛成しているとの認識は
私にはありませんでした。
ファディーラ党がSCIRIと提携しているのは、
もしかしたら、連邦制ではない、他の課題を巡って、
例えば、閣僚ポストなのかもしれません。
「ファディーラ党は、サドル派同様、故ムハンマド・サーディク・サドルを
信奉する国内イスラーム勢力。(海外亡命組ではない)」
「ダアワ党イラク機構(ダアワ党から1980年に分派)は、2004年3月に、
ファディーラ党などとともに、統治評議会の基本法制定に反対する会派を
形成した。(2004年3月18日付『ハヤート』紙)
ファディーラ党は、最後まで石油相ポストを要求したが退けられた。
(2005年4月27日付『フラート』紙)」
う〜ん、何だか、野合と野合の対立のような気もしてきました。
ほとんど全く何も分からないというのが、私の現状です。
だいたい、イランの思惑の貫徹と一言で言っても、
SCIRIもダアワ党もサドル派もファディーラ党も皆が皆親イランです。
その親イランの各シーア派グループが対立しているのですから、
イランの思惑というだけでは、全く説明がつきません。
大野氏の言う民兵の活用についてですが、
スンニ派の民兵設立については、私は肯定的に受け止めています。
クルドのペシュメルガ、シーア派各派民兵が公然と存在できているのですから、
スンニ派の民兵組織が公然と存在し得ない方が、バランスがとれていません。
だから、スンニ派の民兵組織アンバール革命軍の登場は、
私は肯定的にみています。
これは メッセージ 89000 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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