スンニ派に関して>案山子さん
投稿者: hoop_job 投稿日時: 2006/03/08 17:40 投稿番号: [88699 / 118550]
>悪魔と手をくめば
私は、スンニ派住民にも無差別テロに共感する人はいると思います。
現実に、それが「アルカイダ」であるかどうかは別として、たとえば、日本の外交官やジャーナリストや旅行者も殺されている。「アメリカの自作自演」という説もあるようですが、いちおうそれも視野に入れて(その場合は「騙されて」ということになるんでしょうか)も、共感している人はいるでしょう。
米軍犠牲者が増えるのを喜ぶ人も、スンニ派の街が破壊されて「テロリストを制圧した」と喜ぶ人もいますが、「悪」が存在すれば、「悪に対峙する者=善」と考えるという意味では、多くの人が同じ発想をすることでしょう。ドラマの水戸黄門は私的制裁を繰り返すテロリストですが、公的権力の及ばない悪を退治しているということで共感を呼んでいますね。松本サリン事件で無実の河野さんを攻撃して正義感を満足させた人の発想と同じだとは思いますが。
その意味で、無差別テロに共感するスンニ派住民がいたとして、スンニ派であるという、おそらく生得的に同じ集団に帰属しているだけの人たち(中には酒や豚肉OKっていう人もいたり?)を十把一絡げにしていいものなのでしょうか。あるいは、単に共感しているだけの理由で殺害されても仕方ないということになると、かなり厳しく「テロ退治」しなくちゃいけないですが、逆に反感を増幅して「テロリスト増産」ということにならないでしょうか。
まあ、現実にはスンニ派住民も米軍も相応に妥協してるんでしょうが、いわゆるラベリングという問題がここのところちょっと気になっています。
実際には「スンニ派の街」にもシーア派住民がいるし「シーア派の街」にもスンニ派住民がいますよね?キルクークはクルド人の街とされていますが、アラブ人や、さらにトルクメン人もいるし・・・
つまるところ、「ブッシュ=悪」とか「スンニ=悪」とかいう応酬が不毛に感じられるのです。
これは メッセージ 88659 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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