対イラク武力行使

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Re横: 倒錯者の理屈

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/03/07 11:45 投稿番号: [88630 / 118550]
>アルカイダなど存在しなかったかのように扱い、
>その全体像をぼかし、アルカイダなど存在しなかった
>嘘であるかのように見せかける論法は間違っている
>ということですね。

  「アル・カーイダ(基地)」という名称は、2001年4月頃、米国で拘束されたアラブ人テロリスト容疑者が、自身を「アル・カーイダのメンバー」と称し、「リーダーはウサマ・ビンラディン氏だ」と供述したことが、そもそもの起源であり、その後、ブッシュ政権が911事件を「アル・カーイダ」の犯行だと断言した(証拠はないのですが…)ことで、広く知られるようになりました。

  多くの人が誤解しているのですが、ウサマ・ビンラディン氏やアイマン・ザワヒリ氏らは、自身の組織を「アル・カーイダ」と称したことなど一度もありません。彼らは現在でも自らの組織を「ムジャヒディン(聖戦士)」と呼びます。

  アルカイダの全体像がぼけているのは、その名付け親が米国であり、しかも実体のない「アフガンあたりに存在するといわれる」だけの組織に当てはめた…っていう、いい加減さに起因しているのです。

  一方、ザルカウィ氏はヨルダンの王制打倒を掲げ、過激な運動を繰り返してきた活動家ですが、80年代に対ソ義勇軍としてアフガンに出向いたこと以外、ビンラディン氏やムジャヒディンとの接点は確認されていません。

  さらに、ザルカウィ氏が率いるとされる「アンサール・アル・スンナ」は、イラク戦争開戦直後に、ほぼ壊滅しており、後に出てきた「イラクのアルカイダ機構」と同一であるか否かは、これまた未確認です。

  数々のテロ事件で、犯行声明を出した組織が「ザルカウィ率いる『イラクのアルカイダ機構』」と名乗っているために、私たちは、ついそれを「アルカイダ系」などと呼んでしまうのですが、これは「命名のトリック」に他なりません。

  こう断言すると「ザルカウィがビンラディンに忠誠を誓った手紙が発見されているではないか!」と反論する人も居るでしょうが、その情報はあくまで「伝聞」で、現物の手紙を見た人は誰も居ませんし、どの機関も鑑定をしていません。第一、ザルカウィ氏は「文盲」だというのが定説であり、この手紙の信憑性は、きわめて怪しいものなのです。たとえて言えば「WTCの廃墟後から、焼けずに発見されたテロリストのパスポート」とか「空港のレンタカーに置き忘れられていた、コーランとボーイング機の操作マニュアル」なんていうのと同等のものでしょう。

  レジスタンス組織が、便宜上「アルカイダ系」と呼ぶグループは、狂信的なジハード論者や復讐論者で構成される「暴徒群」であり、ザルカウィ氏やビンラディン氏との接点は確認できていないのだろうと、私は思っています。レジスタンス組織が実際に「アルカイダ系」という言葉を使っているのかどうかわかりませんが、そうだとすれば、彼らも「命名のトリック」に引っかかっているということでしょう。
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