対イラク武力行使

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Re: 大発見ですよ!

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/03/01 10:20 投稿番号: [88355 / 118550]
>ダルファー団長がイラクにはWMD開発の意思はなかったと
>発表したから、発見された原料はWMDのためのものだった
>と断定することができなくなっていたのだ。

  ダルファー報告は、フセイン氏が制裁解除後「再開発」の意志を持っていたと認定しています。しかし、意志を持つことと実行に移すことは別です。ウランを入手しておらず、濃縮の設備もノウハウも持たないイラクの首脳が、核開発の話をしていたとしても、それは雲をつかむような話でしかありません。

  あなたが紹介してくれた記事には、2000年以降に録音されたとされるテープの、具体的な会話内容が一切示されておらず、ただ「進行中の核開発」について話されていたとする、記者の一方的な解釈が記されているだけです。(about his ongoing plans to build a nuclear device.)

  本当に核開発計画が進行中であったとしたら、その会話の中には具体的な「進行状況」が含まれているはずでしょう。もし、何年何月に、どこどこで、ウラン濃縮実験をしたが失敗したとか、失敗の原因は、これこれだと思われる…っていうような話が入っていれば、それに基づいた調査で決定的な物証を得ることは容易です。

  しかしホワイトハウスは、このテープに基づいて、イラクのWMD捜査を再開するとは言っていません。これが意味するところは一つ、テープがイラクのWMD開発計画を「疑わせる」ものにすぎず、開発が進行中であったと「証明する」手がかりには成り得ないシロモノだということです。

  しかももし、テープの録音内容が、「制裁解除後の開発計画再開を見越して、科学者たちに意見を聞く」というようなものだったとしたら、それは逆に、イラクが「開発に手をつけていなかった」ことの証拠になってしまいます。記事が「カメル中将報告」とは一変して、具体的な会話内容を一切出さなかったのは、ひょっとして、その所為なのかも知れませんね。

>イラクで発見されたテープは今回発表されたもののほかにも
>何万時間とあり、これはまだすべて調査がすんでいない。

  調査団がアラビア語の専門家を、ごくわずかな人数しか動員しなかったことを訝る記事を読んだ覚えがあります(いま、ちょっと元記事が見つからないのでリンクはできませんが…)。

  さらに不思議なことは、未分析の資料が沢山残っているのに、なぜ調査を打ち切り「最終報告」をまとめたのか?…ということです。

  この二つの疑問に矛盾なく答えられる仮説は、米国が「イラク官庁や大統領宮殿から押収した資料の中に、イラクのWMD開発もしくは保有の証拠を見つける手がかりは存在しない」ということを、あらかじめ知っていた…というものです。

  大胆すぎる仮説だと思われるかも知れませんが、そう考えない限り上記二つの疑問は氷解しないのです。
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