FOREIGN AFFAIRS (論座3月号)②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/02/15 21:55 投稿番号: [87874 / 118550]
・「イラクの石油生産はなぜ回復しない」
「現在イラクはトルコやクウェートなどの近隣諸国からほとんどの石油を
輸入しており、そのコストは年間20〜30億ドルに達する」
石油企業大手が大規模な投資をしないのは、高い警備コストが必要な為
「本来他のことに用い得るほぼ全ての資金を治安確保の為に使うことになる」
もう一つの理由はイラクの政治環境、法環境がまだ安定していないこと。
憲法
・109条:石油は「全ての地域や州の全てのイラク人のものだ」
・110条:石油の歳入は「イラクの人口分布と一体性を持つ形で
公正に配分される」
しかし、クルド人は、
・憲法は新規油田の開発については地域に管理を委ねており、
フセインの統治により「不当に略奪されてきた」地域が
何らかの補償を得ることを認めていると主張
・111条:連邦制と地方の法律に矛盾が生じた場合には、
憲法は地域の法律を優先することを認めていると主張
スンニ派は、クルド人が外国の石油企業と開発合意を交渉するのは
憲法に反すると批判
2005年12月に燃料価格を引き上げる
数十年前から続いている補助金制度(年間50億ドル)
「石油価格が補助金で安く販売されている国が石油価格の高い国に
隣接していれば、当然、密輸をする者が出てくる」
20億ドルを超える密輸
「人口の四分の一が一日一ドル以下の生活」
・「ポール・ブレマーが回想するイラク占領」
「私がイラクを去るまでに、イラク軍と治安部隊の80%は旧イラク軍の兵士で
構成されるようになり、仕官と下士官は全て旧イラク軍の人材だった」
「新イラク軍に採用されなかった旧軍人に給付金を与えるシステムを導入し、
給付額をイラク政府から支給されたかもしれない年金額よりも
わずかに高いレベルに設定した。
この給付金の提供は占領が終わるまで続けられた。
したがって、旧軍人が補償も与えられずに町に放り出された結果、
ゲリラ勢力に加わったという見方は間違っている。事実に反する」
「世界」3月号
・「イラン核開発問題」佐藤秀信
「イランにとってみれば、イスラエル=シオニストは
絶対的悪として体制イデオロギー及び国内保守基盤強化に必要な存在であり、
物理的に消滅させる必然性をほとんど有さない。
イランはイスラエルを直接破壊するのではなく、ヒズボラやハマスなどの
「抵抗組織」を後方支援し、反イスラエル親イラン勢力が各地に根付いて
基盤を強化することを望んでいる。
したがってイランの対イスラエル戦略に核兵器は優先されないばかりか、
有事に立ち上げる初期行動としては、非対称戦による殉教作戦を
ナショナリズムで回収して国内団結を図る可能性が極めて高いと筆者は考える」
・「存在感を増す上海協力機構」
・ポスト冷戦型戦略的協調関係
・イスラム過激派・分離主義という共通課題
・イラン、インド、パキスタンがオブザーバー加盟
・論座3月号の「アフリカでの影響力を模索する中国」
・採算度外視の投資
・武器輸出も絡める(軍事顧問団も派遣)
・紛争国に安保理事国であることを政治的に活用
・木材の違法伐採などの環境破壊
・中国の繊維製品のアフリカ市場への輸出が現地の繊維産業を壊滅させている
「現在イラクはトルコやクウェートなどの近隣諸国からほとんどの石油を
輸入しており、そのコストは年間20〜30億ドルに達する」
石油企業大手が大規模な投資をしないのは、高い警備コストが必要な為
「本来他のことに用い得るほぼ全ての資金を治安確保の為に使うことになる」
もう一つの理由はイラクの政治環境、法環境がまだ安定していないこと。
憲法
・109条:石油は「全ての地域や州の全てのイラク人のものだ」
・110条:石油の歳入は「イラクの人口分布と一体性を持つ形で
公正に配分される」
しかし、クルド人は、
・憲法は新規油田の開発については地域に管理を委ねており、
フセインの統治により「不当に略奪されてきた」地域が
何らかの補償を得ることを認めていると主張
・111条:連邦制と地方の法律に矛盾が生じた場合には、
憲法は地域の法律を優先することを認めていると主張
スンニ派は、クルド人が外国の石油企業と開発合意を交渉するのは
憲法に反すると批判
2005年12月に燃料価格を引き上げる
数十年前から続いている補助金制度(年間50億ドル)
「石油価格が補助金で安く販売されている国が石油価格の高い国に
隣接していれば、当然、密輸をする者が出てくる」
20億ドルを超える密輸
「人口の四分の一が一日一ドル以下の生活」
・「ポール・ブレマーが回想するイラク占領」
「私がイラクを去るまでに、イラク軍と治安部隊の80%は旧イラク軍の兵士で
構成されるようになり、仕官と下士官は全て旧イラク軍の人材だった」
「新イラク軍に採用されなかった旧軍人に給付金を与えるシステムを導入し、
給付額をイラク政府から支給されたかもしれない年金額よりも
わずかに高いレベルに設定した。
この給付金の提供は占領が終わるまで続けられた。
したがって、旧軍人が補償も与えられずに町に放り出された結果、
ゲリラ勢力に加わったという見方は間違っている。事実に反する」
「世界」3月号
・「イラン核開発問題」佐藤秀信
「イランにとってみれば、イスラエル=シオニストは
絶対的悪として体制イデオロギー及び国内保守基盤強化に必要な存在であり、
物理的に消滅させる必然性をほとんど有さない。
イランはイスラエルを直接破壊するのではなく、ヒズボラやハマスなどの
「抵抗組織」を後方支援し、反イスラエル親イラン勢力が各地に根付いて
基盤を強化することを望んでいる。
したがってイランの対イスラエル戦略に核兵器は優先されないばかりか、
有事に立ち上げる初期行動としては、非対称戦による殉教作戦を
ナショナリズムで回収して国内団結を図る可能性が極めて高いと筆者は考える」
・「存在感を増す上海協力機構」
・ポスト冷戦型戦略的協調関係
・イスラム過激派・分離主義という共通課題
・イラン、インド、パキスタンがオブザーバー加盟
・論座3月号の「アフリカでの影響力を模索する中国」
・採算度外視の投資
・武器輸出も絡める(軍事顧問団も派遣)
・紛争国に安保理事国であることを政治的に活用
・木材の違法伐採などの環境破壊
・中国の繊維製品のアフリカ市場への輸出が現地の繊維産業を壊滅させている
これは メッセージ 87873 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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