対イラク武力行使

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壮大なる勘違い

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/01/17 17:20 投稿番号: [87065 / 118550]
去年の年末頃だったか、民主党のヒラリーさんが、イラクの兵士を増強してさっさと方を付けるべきだというような発言をしていたのを覚えている。そのとき俺が思ったのは、ああ、この人もアメリカ・シンドロームなんだ、ということだった。派遣する兵士がいなくて困っているに、どうやって兵士を増強すんだろうか。笑っちゃうオバサンだ。

米国の軍事力に対する勘違いは世界的だ。その勘違いを利用して、米国は軍事覇権を狙っていると考えていいだろう。これも壮大なる勘違いだけど。

確かに米国は世界の半分近くのカネを軍事費にかけてるし、圧倒的だ。しかし、その圧倒的というのは、「自国防衛に限定した場合」という前提があって初めて成り立つことだ。実際の米軍の正規軍兵力140万は世界中に散らばり、イラクにはわずか15万程度。それも州兵をとっかえひっかえしてやっと維持している。それがイラクでの正真正銘の米軍の戦力なのだ。何とか総崩れにならないでいられるのは、空を支配しているからにすぎない。空軍を持っているイランにイラク米軍を攻められたらひとたまりもないだろうし、イラン軍が参加しなくても、現在のスンニ派武装勢力にシーア派が共闘すれば、恐らくどうすることもできないだろう。後は、現在でも繰り返している空爆をさらに激しくやるしか方法がないに違いない。さらには核兵器を使うかだ。

逆に言えば、現状、米国がイラクにまだ欲があるなら、イラクの内部分裂を利用するしか手がないと言っていい。それが現実だ。単純に、米国の軍事力を総体として見ても意味がないのだ。世界中に散らばっている、たかだか140万の米兵で何ができるというのだろうか?世界の人口は150億、米国をよく思っていない人間は世界中に何億といるだろう。ロシアや中国だって、隙あらばと思っているだろう。
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