Re: 国連の判断能力と安保理判断の正否
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/01/06 14:05 投稿番号: [86424 / 118550]
>どうしてフランスやロシアが弁護側ってことになるんですか?
>彼等に否決権(議決権?)がある以上陪審員ですよ。
そういう意味で言うなら、米英も陪審員ですね。しかし、米英は同時に検察の役割も担っています。仏露が弁護士の役割を兼任していても問題ないんじゃありませんか?
検察も弁護士も「中立」ではありません。だいたい、国際紛争で、厳密に「中立」と言える国は、ほぼ皆無でしょう。
>フランスやロシアが戦争に賛成するはずがないとわかっている
>ものをわざわざ採決にもっていっても意味がないじゃないですか。
それでも米国は途中まで「採決による可決(拒否権行使で最終的に否決されたとしても)」を目指しました。英国が「可決なしの攻撃は承服しかねる」と言いだしたからです。採決で可決され、拒否権で否決されたとしても、安保理の多数決として「可決」の事実があれば、攻撃をある程度正当化できるし、それこそ拒否権行使が「常任理事国の利己的な理由によるゴリ押し」だと主張できますので、決して無意味なことではありません。
しかし、懸命の工作にもかかわらず賛成票を過半数獲得することは不可能であることが判明、米英西は決議案を撤回しました。「採決による可決が不可欠」と言っていた英国は、復興利権の分け前と引き換えに前言を撤回し、決議なしの攻撃に支持を表明し、自らも参加したのです。
>英米が国連の安保理にこの戦争をするべきかどうかなどという
>お伺いをたてに行った時点ですでに間違いを犯していたと判断
>しているのですから。
国際社会が共同して、世界平和の脅威に対処するという枠組みを離れ、一国の判断で、自国の利益や安全を脅かすと懸念される国家への破壊・侵略行為(…それが「世界平和への脅威」であろうと)が許容されるべきだと言うなら、まず国連を脱退するべきですね。
自身の主張が世界の賛同を得られないなら、妥協するか、力づくで従わせるかのいずれかです。あなたが後者を選択するのであれば…、つまり「世界の賛同」など不要だ、納得させる努力も無駄だというのであれば、議論など何の意味もありません。そして「米国な崇高な理念」も、所詮「空念仏」だということになります。
これは メッセージ 86419 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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