対イラク武力行使

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選挙当日:アル・イラキアの一日 (ABC)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/12/18 04:52 投稿番号: [85744 / 118550]
  (2005.12.16)ABC:Where Things Stand
「フセイン政権時代にスポーツ・キャスターだった
カリム・フマディさんは
現在アル・イラキアの政治番組を担当する
ディレクター及びメイン・アンカーです。
彼はこのような日が来るとは思っていませんでした。
『フセイン時代はこんな日が来ますようにと祈っていました。
  今、ニュース報道の責任者を務めていることをとても誇りに思います。
  これからもずっとそう思い続けるでしょう』
このテレビ局はアメリカによるイラク侵攻の直後に
アメリカの資金で設立され放送を開始しました。

今朝七時アル・イラキアは
全く何のスケジュールなしに10時間の放送を始めました。
それからずっと勘だけを頼りに放送を続けています。
いつ衛星映像が入ってくるか、いつリポートが入ってくるのか
全く分からない状況です。
ここコントロール・ルームでは状況をみながら
出せるものを出すという放送を続けています。
技術者達はフセイン政権時にもテレビ局で働いており、
仕事は分かっています。
しかし編集担当者やリポーターは全員新人です。
局の責任者は二年前には中古のタイヤのセールスマンでした。
彼らが仕事のやり方を覚える中、
政治家もテレビの利用法を学びつつあります。
有力候補者達は投票の様子を取材してもらう為、
ジャーナリストを招待しました。
彼らは外国のメディア・コンサルタントからインタビューの受け方や
言うべきでないことなど、メディア対応の訓練を受けています。
カリムさんは公平さを期す為に有権者が
どの候補者に投票したかを言いそうになると
インタビューの中継を止め、すぐにスタジオに切り換えます。
リポーターの中には政治的中立を保てても、
自らの感情を抑えきれない者もいます。
『私は記者としてではなく、イラク市民として自分の気持ちを語ります。
  今日は本当に歴史的な日です。
  私達の人生に関わる重要な問題が決まります』

アル・イラキアはイラク全土に
30人のリポーターと13台の中継車を送り出しました。
治安が一番の心配です。
彼らは防護服を着ていますが、戦闘地域で取材している訳ではなく、
ここに住んでいるのです。
放送開始二年で14人のアル・イラキアのジャーナリストが殺害されました。
ロビーには追悼の写真が飾られています。
『私達はどこにでも行きます。
  バグダッドはどこもかしこも危険です。
  いつ死ぬか分かりません』
アル・イラキアのジャーナリストは仕事に誇りを持っています。
『今年の七月に暗殺されそうになりました。
  首にケガをしましたが、テレビに出て、
  テロリストに不屈の精神を示しました。
  この仕事を続けていく決意を新たにしました』

選挙当日は大きな事件もなく、アル・イラキアは最後まで放送を続けました。
朝心配していた人々も午後には安堵の表情をみせています。
『治安の問題や技術的なこと、候補者の公平な取り扱いなどについて
  いろいろ心配しましたが、選挙終了まであと45分、
  今の所はとてもうまくいっていると思います。

技術的な問題がいくつか発生し、時々放送が途切れました。
そして投票所では投票箱が足りなくなった所もあります。
ここ、新生イラクには完璧なものはあまりありません」
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