対イラク武力行使

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Re4: 兵士の証言 (14人目)

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/12/08 11:30 投稿番号: [85334 / 118550]
ラムスフェルド長官のタウンホールミーティングの話をしようかと思ったのだが、最近の話をまずしておこう。これは今日365 and Wakeup   というミルブログで紹介された話。

証言者は名前こそ匿名だが、位や所属部隊やその位置を明記しているし、HPでは顔写真までのってるから身元はしっかりしたひとだな。(Thunder6, "Deputy Commander of A Co, 1-184 IN, 3ID in Southern Baghdad)

サンダー隊長はバグダッド付近の町でいつもどおり子供たちにお菓子を配っていた。そこで黒いバーカをかぶった若い母親が子供を抱かえている姿をみた。母親はほかの子供たちのようにお菓子をねだるようなことはせず、ただサンダー隊長に訴えるような目つきで見つめているだけだった。最初は大人なので恥かしがっているのかもしれないと隊長は考えたのだが、彼女が抱いている子供が明らかに生まれつきの障害児であることに気が付いた。

母親は子供をみせて、この子をなんとか助けてもらえないでしょうかと訴えた。それが不可能なことはわかっていながら無下に断っても気の毒と、隊長はその場で軍医に相談した。「この子はアメリカででも直せませんよ。」と軍医は首を振った。

その場はそのまま去ったサンダー隊長だが、なんとかしてあげたいという思いは消えなかった。彼は自分の部下のスパイト伍長にその話を相談して数日がたった。ある日サンダー隊長は車椅子に座ってライフルの掃除をしているスパイト伍長をみかけてコーヒーカップを落としそうになった。「お前なにやってんだ。」

スパイト伍長はこの車椅子は自分のためじゃなく、あの子供のものだと言った。「あの子がかわいそうじゃなかったら自分がもらっちゃうとこっすけどね。座り心地いいんだわ、この椅子、、あ、でもちょっと心配した?」

サンダー隊長とスパイト伍長はほかの隊員とともにハンビーにたくさんイラクの小旗をのせてあの子のいる村へ向かった。米兵たちのもってきた旗をもらおうと子供たちがたくさん集まってきてなかなか子供のいる家にたどりつけない。やっと家の前にきてノックをすると食事の用意に忙しい母親は音に気が付かなかった。にゅ〜とヘルメットをつけた米兵の頭がドアからのぞいたのをみて少したまげた母親は、気を取り直して隊長たちにあがってお茶でもどうぞと招き入れようとした。

隊長たちはそれを断って、母親と子供に外にでるようにいうと、母親は子供を打かえて外に出てきた。あたらしい車いすをみた母親と子供の顔は口ではあらわせなかったと隊長は語る。みんなで記念写真をとったあと、隊長たちがかえろうとすると回りの子供たちが誰が一番最初に子供をのせた車椅子を押すかで争いはじめた。

隊長たちの去っていく後ろでは子供たちに押されて走る車いすの砂埃がたっていた。

こうやって米軍たちはひとりひとりのイラク人の生活を向上させているんだなあ。感涙!
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