実体のない報告 − イラク復興
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/12/05 19:10 投稿番号: [85256 / 118550]
イラク国民が食料配給制を受けていることはご承知の通り。以下は、その食糧配給が滞っているというニュースだ。必然的にイラク国民は必要な食糧を市場で買うことになり、物価が高騰している。
IRAQ: Where People Cannot Afford Their Country
(経済的に国がやっていけない国、イラク)
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=31255最後の方に面白い報告がある。
イラク復興は、マーシャル・プラン(第二次大戦後のヨーロッパ復興)以降で、米国が主導する最大の占領計画。しかし、一つ違いがある。マーシャル・プランの場合は、米国政府が資金を出したが、イラクの場合は、ラムズフェルドとCPAのブレマーによって、イラクの復興は「解放された」国、すなわち、イラク国民そのもののオカネが当てられるようにされた。
国連の食糧石油交換計画で残ったお金は60億ドル、侵攻後再開された石油の輸出でその年度は100億ドルが得られた。
とはいえ、米議会はイラク復興資金として米国民税金184億ドルを支出することを決定した。ところが、ブレマーは昨年6月時点でイラク資金200億ドル(最高推定額)を使った(使われた米国資金はわずか3億ドル)。監査によれば、そのうちの数十億ドルは米国民個人や企業に渡り、88億ドルは使途不明。さらに34億ドルは、イラク復興ではなく、治安に回された。つまり、使われた203億ドルの半分に近い、88億ドルが使途不明で、34億ドルが治安費用。まあ細かい計算は任せるとして、ほとんどと言っていいほど、復興にはカネが使われていないということだ。
嘘ついて他国を侵略して占領するなら、当然、復興の最大の責任は無条件に米国にある。しかし、米国は何らその責任を果たしていない。これが米国という国の実態だ。
これは メッセージ 85255 (masajuly2001 さん)への返信です.
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