プロパガンダが崩れる時 その1
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/12/04 16:03 投稿番号: [85212 / 118550]
プロパガンダというのは、自分たちに都合のいいことだけを報道し、悪いことは無視するかまたわい曲して報道してあたかも良いニュースのように書き換えることをいいますよね。しかしこのプロパガンダも事実が多くの人に知れ渡るようになるといつまでもその効果は期待できません。
旧ソ連がアフガニスタンに侵略したのは1979年のことでした。最初はソ連はアフガニスタンの傀儡政府に頼まれてアフガニスタンを解放するという口実で侵略しました。ソ連政府は市民にアフガニスタンではソ連の勝利に次ぐ勝利で、いずれソ連軍は誉れ高く帰還すると謳っていました。
しかし現実にはソ連軍の大量の軍隊を導入する物量作戦はアフガニスタンの険しい山肌では一番ふさわしくない作戦で、列をなして行進しているソ連軍はアフガン義勇軍の格好たる標的となり、信じがたいほどのソ連兵がその犠牲となっていたのでした。
最初のうちはソ連市民は本当にアフガニスタンではソ連軍が大勝利をしているものと信じていましたが、年数を重ねるにつけアフガンに遠征していた兵士たちが帰還して実際にアフガニスタンで何が起きているのかを家族や知り合いにはなすようになるとこのソ連大勝利のプロパガンダが内側から崩れていったのです。ソ連政府の広報と体験者である兵士の話があまりにも食い違っていたことから、ソ連市民は政府にどれだけ嘘をつかれていたのかを悟ったのです。これがアフガン侵略戦争の反戦運動へと広がりソ連崩壊のきっかけとなったことはいうまでもありません。
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