> 眉唾子供18人犠牲記事(2)
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/10/20 17:27 投稿番号: [83071 / 118550]
(つづきです)
今回のラマディ殺戮で、米軍は「70名のテロリストを殺害」と発表しました。実は、この数字には根拠があります。それは前日、同じ場所で殺害された米兵の数が「6名」であったということです。これも典型的な米軍の行動パターンなのですが、米兵に犠牲が出た時「我々は、その10倍以上の損害を敵に与える」というのが、一種の「鉄則」となっています。従って、彼らは一般市民であろうがゲリラであろうが、とにかく60人以上のイラク人を、早急に殺害しなければならなかったわけです。事実、ラマディでは、同日あの破壊車両の周辺に集まってきて、空爆で殺害された人々以外にも、コブラの急襲を受け多数の住民が犠牲になった村が2つ以上あるのです。そして、各種報道から犠牲者の総数を集計すると、ピタリ60〜70名になります。
要するに、今回の事件は米兵が犠牲になったことに対する「報復攻撃」です。懲罰的に殺害された人々は、多くが一般市民だったと推測されるし、そうでなければ米軍としても困ります。「報復攻撃」は早急に実行され、かつノルマ(10倍以上)を達成する必要があります。そうでなければ、米軍の士気に影響するのです。ターゲットをゲリラに限定している余裕はありません(だからこそ、F15、18とコブラ)。そして、その「戦果」は「米軍が優勢な戦いをしている」というプロパガンダに利用され、住民の嘆きと恐怖は「誰がこの国を支配しているのか分らせる」鞭に利用されるのです。
案山子さんが、個々の戦闘に於ける犠牲者比が1:12だと教えてくれました。おそらくその数字は正確でしょう。しかし、開戦時5000人と言われた武装勢力が、現在では18000人と推定されています(両方の数字共、米ブルッキングス研究所による)。単純に計算して13000人の増加ですが、米軍が殺害した敵の数を上記の比率に代入すれば、武装勢力側の犠牲者数は、およそ24000人になります。24000人を殺して、なおかつ13000人増強されているとなれば、なんと開戦以後、武装レジスタンスに新たに加わった人々の数は37000人ということになります。ここから、ゲリラを全滅させるまでに必要な米兵の犠牲者数を計算してみてください。いかにこの戦争が無謀なものであるか理解できると思います。
(おわります)
これは メッセージ 83070 (bonno_216 さん)への返信です.
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