対イラク武力行使

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米軍戦闘作戦の実情 1

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/10/20 08:59 投稿番号: [83060 / 118550]
イラクにおける米軍の武力行使がうまくいっているのかどうかを判断するためには、ひとつひとつの戦闘だけに注目していても解らない。これは2004年初期のファルージャからはじまって最近のリバーゲート作戦までの一連の戦闘をすべてを見て、状況がどのように向上しているかを判断せねばならない。

イラク情勢に注意を払っているひとならば、誰でも最近のアメリカ軍による戦闘の頻度とその速度に気が付かれたはずだ。ファルージャの掃討の時はずいぶん時間がかかったし、その後のモスールの戦闘があるまでかなり間があった。実はこの頻度と速度の増加は重大である。

アメリカ軍の戦闘作戦には攻めと守りがある。どんな砦を攻め落としても、守り通すことができなければ意味がない。攻めにおいては米軍はかなり技術が高いが、守るとなるとこれは難しい。特に敵の攻撃方法は真っ向からの攻撃ではなく自爆テロや自動車爆弾によって警備の隙を狙ってくるものだから守りにはかなりの人員を要する。しかしアメリカ軍の15万人という数では攻めと守りを両方受け持つには人手が足りない。

だから初期の掃討でいくらファルージャのテロリストを追い出しても、米軍が去った時点で再びテロリストが舞い戻ってくるという好ましくない状態が続いていた。だから米軍の戦闘と戦闘の間はかなり時間がおかれたわけだ。

では最近になって何がかわったのか?   米軍が戦闘に次ぐ戦闘を間を置かずにできるようになった理由は何なのか?   それはとった砦を誰かが守ってくれているからなのだ。誰がまもっているのか、、それは言わずと知れたイラク軍である。

以前にイラク軍のなかでレベル1の部隊は一つしかない、という話が出て、まるでイラク軍の訓練がうまくいっていないかのような報道があったが、実はそうではない。イラクにとって大切なのはアメリカ軍が撤退した後効果的な治安維持のできるレベル2以下の軍隊なのだ。何度もいっているが現在イラクの治安維持の80%をイラク軍が行っている。だからこそアメリカ軍は自由に攻めの作戦を続けることができるのである。
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