対イラク武力行使

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「戦争学」概論2

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/10/04 20:09 投稿番号: [81647 / 118550]
★出版社からのコメント
いつまでも米国に守ってもらっていていいのか?   日本の自衛隊だけが海外で血を流さなくていいのか?   一瞬でもそんな疑問が頭をよぎらない日本人は少ないはずです。しかし、実際にそう尋ねられればほとんどの人は「戦争はよくないから」と漠然と答えるのみで、思考停止してしまうのではないでしょうか。
それは政治家たちも同じです。まやかしの論理で既成事実をつくろうとする与党、「戦争反対」と繰り返す以外なすすべがない野党。そこには現実を見据えたロジカルな議論などまったくありません。たとえば本書のなかで著者は、日本は「集団的自衛権」を確立すべきであると論じていますが、これにイエスであれノーであれ、明確な根拠を示して発言できる政治家が、いったいどれだけいるでしょうか。
欠落しているのは、自分の頭で考えようという態度であり、考えるための道筋をつくる知識です。「戦争のトラウマ」をひきずる日本人は、戦争を学ぶことと礼賛することを混同したまま60年間もすごしてきました。教育機関は「戦争」を教えることさえ放棄しました。しかし、ほとんどの国の大学で「戦争学」「軍事学」は当たり前のように教えられているのです。戦争のメカニズムを知らずに、どうして戦争を起こさない知恵にたどり着くことができるでしょう。
本書は、きちんと戦争を知ろう、そのうえでどうすればいいか考えようという著者の切実な思いが出発点になっています。地政学・各時代の戦争思想・政治と戦争の関係などの講義をとおして、田中角栄失脚の理由は地政学的思考の欠落であることや、イラク戦争と中世フリードリヒ大王の戦争の大きな共通点なども知りながら、読者は「戦争」とは何かを大づかみに理解するはずです。そして、冒頭の疑問に対して、自身の頭で考える道筋ができているのを感じることでしょう。
「概論」という一見いかめしい書名は、本書が瑣末な軍事研究ではなく大局的な戦争の理解を目的としていることを表しています。じつは、これだけ大きく真っ直ぐな書名をつけることを編集者は怯むものなのですが、本書は自信をもってこう名づけることができました。
おかげさまで発売後、数日で増刷も決定しています。
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