対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

>フセイン政権打倒の大義1、2

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/09/03 09:56 投稿番号: [79064 / 118550]
>自ずとそれらには共同体としての認識の程度に差が出てきます。

  その通りです。だからこそ「客観的」視点や基準というものがあるんじゃないのですか?   各国で事情の違いがあるから「ある国の脅威度」を客観的に規定することができないんだったら、議論も協議も無意味です。

>他国と見解が違えば、対岸の火事程度にしか思っていない君たちに
>そんなことがわかってたまるかと思いこそすれ、見解が違うからと
>いって、自分たちの見解には客観性が欠けるというふうには思わな
>いものです。

  しかし、違う見解を持つ国民と共通の体験をしたわけでもないのに、その国の国民や政府が「対岸の火事程度にしか思っていない」なんて、どうしてわかるのか?…って聞かれたら、どう答えますか?   「自分たちの共同体では、他国の災害なんか『対岸の火事』だと思うのが普通だから」ですか?

  領土問題では、領有の歴史的経緯や文化的同一性、あるいは地理的な特性、さらには国際条約など、さまざまな客観的基準があり、相互の領有権主張は、それらの基準に沿って議論されます。国民感情がそのまま、客観的見解だというわけじゃないのです。

  客観的姿勢とは、見解の違うもの同士が議論する際に、共通の基準や認識に戻って、事実を把握もしくは認定しようとする姿勢です。それぞれの主観的見解を「客観的だと思い込む」ことは、この姿勢に反します。

  「イラクの脅威度は、9・11を経験した国民でなければ、正しく客観的に判断できない」などと言い出せば、裁判に於ける犯行事実の認定や量刑が、第三者である裁判官によって決められることまでも理不尽になってしまいますよ。

  痛みや悲しみ、テロへの恐怖は、冷静かつ客観的判断を阻害する要因になりこそすれ、判断の客観性を担保するものではありません。また、大多数の米国民は、9・11を直接体験したわけじゃなく、世界のほとんどの人々同様、メディアや米国政府の声明を通じて間接体験しているに過ぎません。痛みや悲しみ、テロへの恐怖を、イラクの脅威度に結びつけたプロパガンダの存在も、客観的判断の阻害要因なのです。9・11体験の有無というより、事件の伝えられ方の違いが、各国の見解の違いに大きく影響しています。プロパガンダによって左右される見解が、客観性を持つはずないじゃありませんか。

  まあ、あなたは米国民が客観性を持つと思い込んだ「イラクの脅威」が、実は計り間違っていたことを、お認めのようですから、「客観性」についての定義論は、あまり意味を持ちません。「客観性を持つと思い込んでいても、それが正しい判断だとは限らない」んですから、はっきり言って、どっちでも良い話です。客観性の定義については、これ以上、低レベルな解説をするつもりもありませんので、辞書や外交文書などを参考にして、ご自分で答えを見つけてください。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)