>ボンノ君へ
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/08/27 09:24 投稿番号: [78402 / 118550]
>冷戦の勝者がソ連であれば恐怖の力で世界を押さえつける
>ことが出来ただろうね。アメリカだから世界をまとめられない。
アフガニスタン紛争では、ソ連も反乱を押さえられませんでしたよね。それどころか、東欧の離反を止められなかったし、チェチェンでも手を焼いています。軍隊が法規無視の無茶苦茶をやれば、世界を押さえつけられる…なんて本気で思っておられるのですか? だとしたら、トンだ無知ですね。
「帝国としての実力」は、軍事力、経済力、政治力、文明力で計ります。そのうち、軍事力のみに関して言えば、米国こそ「帝国」の名にふさわしい規模と実力を持っています。もっとも、陸軍を除いてですが…。
ソ連も強大な軍事力を持っていましたが、経済力が足りませんでした。米国は第一に政治力の不足、そして70年代以降は経済力にも陰りが出てきました。しかし、決定的に欠けているのは文明力でしょう。帝国は人民を「同一性」で支配しますが、米国の文明は「差異性」です。米国の繁栄は「強大な敵」の存在に依存します。したがって、相互に対立する陣営の一方でリーダーとなることはできますが、帝国にはなれないのです。
>イラク侵攻そしてイラクの民主化が成功すれば
>北朝鮮問題も日本に有利になる。
現実を見ましょう。イラク戦争の後、北朝鮮は核兵器開発を表明しました。再開された6カ国協議も、暗礁に乗り上げたままです。もともとイラク戦争の目的は「イラクの民主化」じゃありません。イランの核開発問題でも、イラク戦争の結果、米欧側は譲歩を余儀なくされています。イラク戦争は、米国の邪悪な野心と米軍の脆弱さを世界に暴露しただけの結果となったのです。「成功すれば」なんて、取らぬ狸の皮算用で国際政治を論評すべきじゃありません。
>中東の民主化がイスラム原理主義イスラムテロ防止に繋がると考えられたので、
独裁国家では、民衆をターゲットにしたテロなんてほとんど起きません。テロは小規模勢力による極めて政治色の高い破壊工作ですから、民主主義国家の方が起こりやすいのです。独裁国家では「蜂起」勢力が大規模になるため、テロではなく暴動や内乱になります。
>体制=ファシズムによって体制を批判する事がファシズム抑止になる。
>と言う短絡的な見解を持つ人が多い事実をどう考える?
意味不明ですね。「体制=ファシズム」じゃありませんよ。もともと「ファッショ」は「束ねる」という意味で、人民を強権でギシギシに縛りつけて統治する「政治手法」がファシズムです。「反日ファシズム」という用法も滅茶苦茶ですね。それを言うなら「反日煽動」でしょう。こと反日運動に関して、北京政府は人民を「煽動」こそすれ「強制」はしてません。
>国際世論や常識の通用しない困った人達と
>どう秩序を保つかが現代の問題じゃないの?
これも意味不明ですね。「秩序を保つ」とは社会の状態を指し、その社会の中には国際世論や常識の通用しない困った人達も含まれています。アウトサイダーの存在しない社会に「秩序」という概念はないのです。「善良な市民がアウトサイダーと、どう付き合っていくか?」という話なら、まだ分かりますが、社会の概念と個人の概念を混同した命題は、お答えしたくても、できません。
>ことが出来ただろうね。アメリカだから世界をまとめられない。
アフガニスタン紛争では、ソ連も反乱を押さえられませんでしたよね。それどころか、東欧の離反を止められなかったし、チェチェンでも手を焼いています。軍隊が法規無視の無茶苦茶をやれば、世界を押さえつけられる…なんて本気で思っておられるのですか? だとしたら、トンだ無知ですね。
「帝国としての実力」は、軍事力、経済力、政治力、文明力で計ります。そのうち、軍事力のみに関して言えば、米国こそ「帝国」の名にふさわしい規模と実力を持っています。もっとも、陸軍を除いてですが…。
ソ連も強大な軍事力を持っていましたが、経済力が足りませんでした。米国は第一に政治力の不足、そして70年代以降は経済力にも陰りが出てきました。しかし、決定的に欠けているのは文明力でしょう。帝国は人民を「同一性」で支配しますが、米国の文明は「差異性」です。米国の繁栄は「強大な敵」の存在に依存します。したがって、相互に対立する陣営の一方でリーダーとなることはできますが、帝国にはなれないのです。
>イラク侵攻そしてイラクの民主化が成功すれば
>北朝鮮問題も日本に有利になる。
現実を見ましょう。イラク戦争の後、北朝鮮は核兵器開発を表明しました。再開された6カ国協議も、暗礁に乗り上げたままです。もともとイラク戦争の目的は「イラクの民主化」じゃありません。イランの核開発問題でも、イラク戦争の結果、米欧側は譲歩を余儀なくされています。イラク戦争は、米国の邪悪な野心と米軍の脆弱さを世界に暴露しただけの結果となったのです。「成功すれば」なんて、取らぬ狸の皮算用で国際政治を論評すべきじゃありません。
>中東の民主化がイスラム原理主義イスラムテロ防止に繋がると考えられたので、
独裁国家では、民衆をターゲットにしたテロなんてほとんど起きません。テロは小規模勢力による極めて政治色の高い破壊工作ですから、民主主義国家の方が起こりやすいのです。独裁国家では「蜂起」勢力が大規模になるため、テロではなく暴動や内乱になります。
>体制=ファシズムによって体制を批判する事がファシズム抑止になる。
>と言う短絡的な見解を持つ人が多い事実をどう考える?
意味不明ですね。「体制=ファシズム」じゃありませんよ。もともと「ファッショ」は「束ねる」という意味で、人民を強権でギシギシに縛りつけて統治する「政治手法」がファシズムです。「反日ファシズム」という用法も滅茶苦茶ですね。それを言うなら「反日煽動」でしょう。こと反日運動に関して、北京政府は人民を「煽動」こそすれ「強制」はしてません。
>国際世論や常識の通用しない困った人達と
>どう秩序を保つかが現代の問題じゃないの?
これも意味不明ですね。「秩序を保つ」とは社会の状態を指し、その社会の中には国際世論や常識の通用しない困った人達も含まれています。アウトサイダーの存在しない社会に「秩序」という概念はないのです。「善良な市民がアウトサイダーと、どう付き合っていくか?」という話なら、まだ分かりますが、社会の概念と個人の概念を混同した命題は、お答えしたくても、できません。
これは メッセージ 78397 (lighter101rethgil さん)への返信です.
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