>フセインと911事件
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/08/19 13:56 投稿番号: [77600 / 118550]
>こんな大事なことを911調査委員会はなぜ無視して報告
>しなかったのだ?
たしかに委員会報告はデタラメですね。「アルカーイダの背後に誰が居るか?」という問題に対して真面目に取り組んでいないように見えます。その意味で、委員会が「フセイン政権とアルカーイダは無関係だった」と発表しても、ストレートには信用できない…という、カカシさんの主張には同意します。
先日トルコで拘束された「アルカーイダで5番目に重要な人物」=ルアイ・サクラが、シリア・ムハバラート(諜報機関)のエージェントであり、同時にトルコMIT、アメリカCIAのエージェントでもあったという事実は、アルカーイダが様々な国の諜報機関と密接に関係していることを示しています。であれば、イラク諜報機関がアルカーイダに関与していたとしても、別に不思議ではないわけです。
だいたい、スパイの世界というものは、単純に「敵・味方」で割り切れるものじゃありません。二重スパイや三重スパイがウジャウジャ居るなかで、あるスパイによる「破壊工作」が、どの筋の指示によるものか判断するのは非常に困難なのです。
911の一年前に、米陸軍諜報部門がモハメド・アターの拘束をホワイトハウスに具申しましたが、ブッシュ政権上層部はそれを却下しています。アターが、どこかから「破壊工作」の指令を受けており、その準備をしていたらしいことを陸軍諜報部が察知したのですが、米政権上層部は、その指令がどこからのものか、知ろうともしなかったし、解明のための捜査すらストップさせているのです。
思うに、米政権上層部は、指令の出所を最初から知っていたのでしょう。その上で明らかにしたくない事情があったと考えるべきだと思います。しかし、もし指令がフセイン政権から出されていたものであれば、ブッシュ政権がそれを隠す理由を見つけることは困難です。911以後、あえて不確実な情報だけを前面に立てて、フセイン政権とアルカーイダが共謀しているかのような「イメージ」を広めたプロパガンダとも整合しません。
イラクのスパイが、ドイツに潜伏し、イスラム過激派組織と接触していたのは、おそらく事実でしょう。というか、イラクがドイツにスパイを送り込まないはずはないし、そのスパイがイスラム過激派と接触しないはずはありません。しかし、その「あたりまえ」の事実が、フセイン政権と911を結びつける証拠となり得ないのは、これまた「あたりまえ」のことです。また、拘束されたスパイが「破壊工作の計画」を白状するのは、諜報界の「慣例」であり、ほとんど信憑性などありません。これはスパイの仕事が「情報収集」と「情報撹乱」であるという本質を考えれば、すぐに理解できることでしょう。
もし国家が大掛かりな破壊工作を計画していたのであれば、スパイなんかにその内容を明かしたりはしません。ドイツで拘束されたイラクのスパイが「フセイン政権とアルカーイダの共謀関係」を証明する情報を持っているとは、到底考えられませんし、カカシさんご紹介の記事にも「ドイツ諜報部が○○であると判断」になっています。ドイツ諜報部の判断が事実であるという根拠は、全くないのです。
「イラクが生物化学兵器を密かに所持している」という「有力」情報を提供した、自称イラク諜報員はCIAから「カーブ・ボール」の徒名をもらい、ほとんど信用されていませんでした。カカシさんの出された「新情報」も、所詮、第二第三の「カーブ・ボール」という領域を出ません。諜報界の慣例であるディスインフォメーションを鵜呑みにして「911とイラクが深い関係にあったという事実がはっきりしてきた」などと吹聴する貴女に、911委員会報告のデタラメさを非難する資格はないように思います。委員会報告に疑問を持ったことは「大成長」ですが、報告で隠匿された数々の事実を検証することなしに、限定された一部の結論だけ、不確かな情報を根拠として否定しても無意味なのです。
>しなかったのだ?
たしかに委員会報告はデタラメですね。「アルカーイダの背後に誰が居るか?」という問題に対して真面目に取り組んでいないように見えます。その意味で、委員会が「フセイン政権とアルカーイダは無関係だった」と発表しても、ストレートには信用できない…という、カカシさんの主張には同意します。
先日トルコで拘束された「アルカーイダで5番目に重要な人物」=ルアイ・サクラが、シリア・ムハバラート(諜報機関)のエージェントであり、同時にトルコMIT、アメリカCIAのエージェントでもあったという事実は、アルカーイダが様々な国の諜報機関と密接に関係していることを示しています。であれば、イラク諜報機関がアルカーイダに関与していたとしても、別に不思議ではないわけです。
だいたい、スパイの世界というものは、単純に「敵・味方」で割り切れるものじゃありません。二重スパイや三重スパイがウジャウジャ居るなかで、あるスパイによる「破壊工作」が、どの筋の指示によるものか判断するのは非常に困難なのです。
911の一年前に、米陸軍諜報部門がモハメド・アターの拘束をホワイトハウスに具申しましたが、ブッシュ政権上層部はそれを却下しています。アターが、どこかから「破壊工作」の指令を受けており、その準備をしていたらしいことを陸軍諜報部が察知したのですが、米政権上層部は、その指令がどこからのものか、知ろうともしなかったし、解明のための捜査すらストップさせているのです。
思うに、米政権上層部は、指令の出所を最初から知っていたのでしょう。その上で明らかにしたくない事情があったと考えるべきだと思います。しかし、もし指令がフセイン政権から出されていたものであれば、ブッシュ政権がそれを隠す理由を見つけることは困難です。911以後、あえて不確実な情報だけを前面に立てて、フセイン政権とアルカーイダが共謀しているかのような「イメージ」を広めたプロパガンダとも整合しません。
イラクのスパイが、ドイツに潜伏し、イスラム過激派組織と接触していたのは、おそらく事実でしょう。というか、イラクがドイツにスパイを送り込まないはずはないし、そのスパイがイスラム過激派と接触しないはずはありません。しかし、その「あたりまえ」の事実が、フセイン政権と911を結びつける証拠となり得ないのは、これまた「あたりまえ」のことです。また、拘束されたスパイが「破壊工作の計画」を白状するのは、諜報界の「慣例」であり、ほとんど信憑性などありません。これはスパイの仕事が「情報収集」と「情報撹乱」であるという本質を考えれば、すぐに理解できることでしょう。
もし国家が大掛かりな破壊工作を計画していたのであれば、スパイなんかにその内容を明かしたりはしません。ドイツで拘束されたイラクのスパイが「フセイン政権とアルカーイダの共謀関係」を証明する情報を持っているとは、到底考えられませんし、カカシさんご紹介の記事にも「ドイツ諜報部が○○であると判断」になっています。ドイツ諜報部の判断が事実であるという根拠は、全くないのです。
「イラクが生物化学兵器を密かに所持している」という「有力」情報を提供した、自称イラク諜報員はCIAから「カーブ・ボール」の徒名をもらい、ほとんど信用されていませんでした。カカシさんの出された「新情報」も、所詮、第二第三の「カーブ・ボール」という領域を出ません。諜報界の慣例であるディスインフォメーションを鵜呑みにして「911とイラクが深い関係にあったという事実がはっきりしてきた」などと吹聴する貴女に、911委員会報告のデタラメさを非難する資格はないように思います。委員会報告に疑問を持ったことは「大成長」ですが、報告で隠匿された数々の事実を検証することなしに、限定された一部の結論だけ、不確かな情報を根拠として否定しても無意味なのです。
これは メッセージ 77588 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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