続き
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/08/18 23:11 投稿番号: [77547 / 118550]
アダミヤ地区のある住人は、名前をださないとしたうえで、彼の属するコミュニティー(共同体)は地元の反乱勢力から殺しの脅迫を受けたので発
電機を売り払ったと話した。
アビドさんはこれまで、さいわいなことに、バグダッド中心部にある狭苦し
い自宅で一日8時間の電気を確保してきた。その家には夫と子ども5人が
一緒に住んでいる。彼らはアパートの1階に住んでいるので、多くの人が
(涼を求めて)寝にいく屋根を使うことができないのだ。
そのかわり、彼らはカーペットをまるめて、より涼しいタイルの床の上で
寝ることにし、かわるがわる互いに扇(あお)ぐことになる。その住宅街の
水は何日も止まっているので、冷たいシャワーは通常の選択肢には入っ
てない。「政府が何かしてくれるという希望を完全には失いたくないの。で
も当分は、私たちはほとんど眠れないわね」。
しかしバグダッドのインフラが腐朽しているおかげで、少なくとも誰か利
益を得ている者もいる。
ハイデル・アル・トゥルキはグリースで汚れた顔でニヤッと笑い、可動式
発電機のウナリに負けない大声で話した。「僕は中国製の発電機とテロリ
ストのおかげで小金を貯めたぜ」−−二年前にフルタイムの発電機設置
業者に仕事替えした元・自動車整備工が言った。それはサダム・フセイン
の軍隊に徴集されていた時期に身につけた技術だった。
ごた混ぜの発電機を手でなでながら狭い作業場から道路にでてきた彼
は、「僕が知ってるなかで、こんな状況を逆にとって儲けた人間は、僕だけ
だよ」と言った。
◆利益を上げる
トゥルキが言うには、この夏、毎日20台の発電機を修繕し、その数は去
年より1日当たり10台増えているという。1つの仕事で約20ドルになる。し
かし彼は、(事情が事情だから)、すぐに仕事がなくなることを望んでいると
も語った。
「僕は自動車修理に戻りたいんだ。僕のお客はどうにかこうにか幸運だ
からね」−−彼は続けた。「ほとんどのイラク人が発電機を買う余裕はな
いし、彼らはこのなかで生き延びようと必死なんだ」。
トゥルキには電力供給が安定しないために小さな企業を閉鎖に追い込ま
れた友人が何人もいて、経済の弱さはイラクを今以上に不安定にするだ
ろうと心配している。
「僕たちは2つの問題を抱えている。それはテロリストと政府だ。政府は
僕たちから盗みをはたらいている」と、彼は説明した。
彼は店の外の電柱から垂れ下がってモツレている電線を身ぶりで指し
示した。それは1ヶ月ほど前に爆破されたのだという。
公共事業省の修理工が2、3日してやってきたのだが、彼がしたこととい
えば、その地区に電気を引くのと引き替えに、路上で仕事をしている者全
員に賄賂(わいろ)を出せと要求することだった。
「払いたくないね、この手合いにはウンザリだ。アメリカ人には修理でき
ないし、(イラクの)政府は論外。あてにできないものばかりだ」。
(終わり)
http://www.asyura2.com/0505/war73/msg/493.html
電機を売り払ったと話した。
アビドさんはこれまで、さいわいなことに、バグダッド中心部にある狭苦し
い自宅で一日8時間の電気を確保してきた。その家には夫と子ども5人が
一緒に住んでいる。彼らはアパートの1階に住んでいるので、多くの人が
(涼を求めて)寝にいく屋根を使うことができないのだ。
そのかわり、彼らはカーペットをまるめて、より涼しいタイルの床の上で
寝ることにし、かわるがわる互いに扇(あお)ぐことになる。その住宅街の
水は何日も止まっているので、冷たいシャワーは通常の選択肢には入っ
てない。「政府が何かしてくれるという希望を完全には失いたくないの。で
も当分は、私たちはほとんど眠れないわね」。
しかしバグダッドのインフラが腐朽しているおかげで、少なくとも誰か利
益を得ている者もいる。
ハイデル・アル・トゥルキはグリースで汚れた顔でニヤッと笑い、可動式
発電機のウナリに負けない大声で話した。「僕は中国製の発電機とテロリ
ストのおかげで小金を貯めたぜ」−−二年前にフルタイムの発電機設置
業者に仕事替えした元・自動車整備工が言った。それはサダム・フセイン
の軍隊に徴集されていた時期に身につけた技術だった。
ごた混ぜの発電機を手でなでながら狭い作業場から道路にでてきた彼
は、「僕が知ってるなかで、こんな状況を逆にとって儲けた人間は、僕だけ
だよ」と言った。
◆利益を上げる
トゥルキが言うには、この夏、毎日20台の発電機を修繕し、その数は去
年より1日当たり10台増えているという。1つの仕事で約20ドルになる。し
かし彼は、(事情が事情だから)、すぐに仕事がなくなることを望んでいると
も語った。
「僕は自動車修理に戻りたいんだ。僕のお客はどうにかこうにか幸運だ
からね」−−彼は続けた。「ほとんどのイラク人が発電機を買う余裕はな
いし、彼らはこのなかで生き延びようと必死なんだ」。
トゥルキには電力供給が安定しないために小さな企業を閉鎖に追い込ま
れた友人が何人もいて、経済の弱さはイラクを今以上に不安定にするだ
ろうと心配している。
「僕たちは2つの問題を抱えている。それはテロリストと政府だ。政府は
僕たちから盗みをはたらいている」と、彼は説明した。
彼は店の外の電柱から垂れ下がってモツレている電線を身ぶりで指し
示した。それは1ヶ月ほど前に爆破されたのだという。
公共事業省の修理工が2、3日してやってきたのだが、彼がしたこととい
えば、その地区に電気を引くのと引き替えに、路上で仕事をしている者全
員に賄賂(わいろ)を出せと要求することだった。
「払いたくないね、この手合いにはウンザリだ。アメリカ人には修理でき
ないし、(イラクの)政府は論外。あてにできないものばかりだ」。
(終わり)
http://www.asyura2.com/0505/war73/msg/493.html
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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