3>テロリストの見る理想郷
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/08/13 11:47 投稿番号: [77144 / 118550]
どんな社会でも、万人が理想とするようなユートピアは実現不可能です。したがって常に「不満分子」は存在し、犯罪も撲滅できません。要は、それらのリスクと、いかに妥協できるかなのです。
社会は様々な価値観が共存する中で、多数が納得できる基準(法)を定め、それを逸脱する者が多数にならないように調整しながら、どうしても逸脱してしまう者は、やむを得ず排除することによって「秩序」を保ちます。
テロの撲滅は不可能ですが、不満分子の圧力が拡大しないよう調整する努力なしで、ただ排除の力を強めるだけでは、抑止にもなりません。ましてや、その排除の力が法を超えて執行されるなら、それ自体が「秩序の破壊」となり、テロの温床となるのです。
もし、イスラム過激派と我々の間に共通した価値観を見いだせないのであれば、「国際秩序」という、世界の大多数が納得している基準に沿って交渉が行われなければなりません。圧倒的な武力によって、一方の価値観を強制しても良いとすれば、暴力による抵抗は際限がないでしょう。
イスラム教の価値観を持つ住民が多数を占める国にあっては、西洋風の商慣習も「違法」となります。社会は違法なものを排除することで秩序を保つのですから、西洋の金融企業やポルノ業者がアラブ諸国に進出し、自分たちの商慣習を押し付けることは、事実上の「秩序破壊」になるのです。
西洋社会で合法とされているものが、イスラム圏では違法になる場合があるのと同じように、西洋社会では違法とされているものが、イスラム圏では合法になる場合もあります。これは、どちらの基準が「正しいか?」という問題ではなく、その国の文化や歴史に基づく「価値観」に差異があるからです。
ビンラディン氏が、西洋の文化、価値観を否定するのは彼の信仰上、当然の帰結であって、その「思想」自体は何ら排除の対象とはなりません。ただし、西洋文明が欧米や日本に存在することは、それらの国でテロを起こすことの理由にはならないし、彼自身、イスラム教の価値観を世界中に押し付けるような要求を出しているわけじゃありません。
現実的に、西洋文化とイスラム文化は、互いに差異を認めあいながら、融合できる部分では融合し、相容れない部分は相互不干渉で住み分け、共存していくしかありません。それが「国際秩序」というものです。テロリストは可能な限り排除すべきですが、西洋の文化、価値観を否定する「思想」まで排除することはできないのです。
社会は様々な価値観が共存する中で、多数が納得できる基準(法)を定め、それを逸脱する者が多数にならないように調整しながら、どうしても逸脱してしまう者は、やむを得ず排除することによって「秩序」を保ちます。
テロの撲滅は不可能ですが、不満分子の圧力が拡大しないよう調整する努力なしで、ただ排除の力を強めるだけでは、抑止にもなりません。ましてや、その排除の力が法を超えて執行されるなら、それ自体が「秩序の破壊」となり、テロの温床となるのです。
もし、イスラム過激派と我々の間に共通した価値観を見いだせないのであれば、「国際秩序」という、世界の大多数が納得している基準に沿って交渉が行われなければなりません。圧倒的な武力によって、一方の価値観を強制しても良いとすれば、暴力による抵抗は際限がないでしょう。
イスラム教の価値観を持つ住民が多数を占める国にあっては、西洋風の商慣習も「違法」となります。社会は違法なものを排除することで秩序を保つのですから、西洋の金融企業やポルノ業者がアラブ諸国に進出し、自分たちの商慣習を押し付けることは、事実上の「秩序破壊」になるのです。
西洋社会で合法とされているものが、イスラム圏では違法になる場合があるのと同じように、西洋社会では違法とされているものが、イスラム圏では合法になる場合もあります。これは、どちらの基準が「正しいか?」という問題ではなく、その国の文化や歴史に基づく「価値観」に差異があるからです。
ビンラディン氏が、西洋の文化、価値観を否定するのは彼の信仰上、当然の帰結であって、その「思想」自体は何ら排除の対象とはなりません。ただし、西洋文明が欧米や日本に存在することは、それらの国でテロを起こすことの理由にはならないし、彼自身、イスラム教の価値観を世界中に押し付けるような要求を出しているわけじゃありません。
現実的に、西洋文化とイスラム文化は、互いに差異を認めあいながら、融合できる部分では融合し、相容れない部分は相互不干渉で住み分け、共存していくしかありません。それが「国際秩序」というものです。テロリストは可能な限り排除すべきですが、西洋の文化、価値観を否定する「思想」まで排除することはできないのです。
これは メッセージ 77142 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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