3>「戦争か無策か」について
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/08/03 13:02 投稿番号: [76439 / 118550]
すみません。風邪で寝込んじゃって、今自宅からです。熱と頭痛がひどいんで簡略なRESしか出来ませんが、ご容赦ください。
>イラクは自分の都合のいい部分だけ国連の条例を守る
>なんて贅沢なことをいってられるような立場じゃなかった
>のですよ。
「(停戦)条約」あるいは「(停戦)協定」と「命令」を混同されていませんか? 条約や協定は締結当事者の双方に遵守義務があり、条例の解釈は双方が納得したうえで履行できるよう、継続した話し合いが必要になります。
90年代半ば、イラク側は、自己判断で「大量破壊兵器廃棄の証拠を揃え提出した…つまり、条約を守った」のだから、交換条件であった『経済制裁解除』を履行するよう国連に要請しています。もちろん、証拠が充分であったか不十分だったかの判断は、アンスコムの報告を受けた安保理が下すことであり、この時は「不十分」と看做されましたが、一方でイラク側の努力を評価する声もあり「限定解除=石油・食糧交換プログラム」が実施されています。
結局、安保理の判断としては「イラクは『形式的』に義務を履行したが、なおWMD隠匿の合理的疑義は晴れていない」ということだったわけです。間違ってはいけないのですが、「疑義を完全に晴らすことが義務」じゃありません。敵対する国家が「完全に疑いを解く」なんてことは不可能なのですから。
「銃を振り回す、酔っぱらいおじさん」の例に当てはめるなら、おじさんは「銃を捨てなさい」という要求に対して、見せていた銃を捨てたけど、警官は、まだ懐に危険な武器を隠し持っているのではないか…という疑いを捨てなかったってところですね。そこで「服を脱いで裸になりなさい」と要求したら「恥ずかしいからヤダ」と抵抗したので射殺・・・こんな感じですか。
いずれにせよ「要求に従わなければ殺す(武力攻撃する)」なんて「条約」は不当です。イラク側が受諾した条件を満たすために、どのような作業が必要であるかは、双方が話し合って決めるべきなのです。そして戦争を避けるための努力が、一方的にイラク側のみにあるとするのは「こっちは、いつ戦争していいんだぞ。オマエの殺生与奪権はオレが握っている」という奢りでしかありません。
イラク戦争までの12年間の経緯は、米英が開戦の口実を探し続け(たしかに、「無策」じゃなかったですよね)、イラクがそれに抵抗し続けた構図であったと、今ではほとんどの人が認めるところでしょう。結果的に見て、イラクは湾岸戦争当時に所持していたWMDを廃棄していたのですから、停戦協定を遵守したことになります(開発を続けていたとか、所持する意思を捨てていなかったとかいう「決議違反」疑惑は別の問題です)。にもかかわらず、米英は武力攻撃を開始し、フセイン政権を崩壊させました。どちらが協定および国際法に違反したか、もはや明確ではありませんか?
>イラクは自分の都合のいい部分だけ国連の条例を守る
>なんて贅沢なことをいってられるような立場じゃなかった
>のですよ。
「(停戦)条約」あるいは「(停戦)協定」と「命令」を混同されていませんか? 条約や協定は締結当事者の双方に遵守義務があり、条例の解釈は双方が納得したうえで履行できるよう、継続した話し合いが必要になります。
90年代半ば、イラク側は、自己判断で「大量破壊兵器廃棄の証拠を揃え提出した…つまり、条約を守った」のだから、交換条件であった『経済制裁解除』を履行するよう国連に要請しています。もちろん、証拠が充分であったか不十分だったかの判断は、アンスコムの報告を受けた安保理が下すことであり、この時は「不十分」と看做されましたが、一方でイラク側の努力を評価する声もあり「限定解除=石油・食糧交換プログラム」が実施されています。
結局、安保理の判断としては「イラクは『形式的』に義務を履行したが、なおWMD隠匿の合理的疑義は晴れていない」ということだったわけです。間違ってはいけないのですが、「疑義を完全に晴らすことが義務」じゃありません。敵対する国家が「完全に疑いを解く」なんてことは不可能なのですから。
「銃を振り回す、酔っぱらいおじさん」の例に当てはめるなら、おじさんは「銃を捨てなさい」という要求に対して、見せていた銃を捨てたけど、警官は、まだ懐に危険な武器を隠し持っているのではないか…という疑いを捨てなかったってところですね。そこで「服を脱いで裸になりなさい」と要求したら「恥ずかしいからヤダ」と抵抗したので射殺・・・こんな感じですか。
いずれにせよ「要求に従わなければ殺す(武力攻撃する)」なんて「条約」は不当です。イラク側が受諾した条件を満たすために、どのような作業が必要であるかは、双方が話し合って決めるべきなのです。そして戦争を避けるための努力が、一方的にイラク側のみにあるとするのは「こっちは、いつ戦争していいんだぞ。オマエの殺生与奪権はオレが握っている」という奢りでしかありません。
イラク戦争までの12年間の経緯は、米英が開戦の口実を探し続け(たしかに、「無策」じゃなかったですよね)、イラクがそれに抵抗し続けた構図であったと、今ではほとんどの人が認めるところでしょう。結果的に見て、イラクは湾岸戦争当時に所持していたWMDを廃棄していたのですから、停戦協定を遵守したことになります(開発を続けていたとか、所持する意思を捨てていなかったとかいう「決議違反」疑惑は別の問題です)。にもかかわらず、米英は武力攻撃を開始し、フセイン政権を崩壊させました。どちらが協定および国際法に違反したか、もはや明確ではありませんか?
これは メッセージ 76418 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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