NHK番組改編政治介入問題
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/07/28 22:34 投稿番号: [76009 / 118550]
【日本ジャーナリスト会議】HPから・・
(2005.7.27)
★朝日新聞の「検証」報道に
NHKが「虚偽」「歪曲」などと応酬
小鷲 順造
・・・
公共放送の現放送総局長の弁として、いかにも情けない。
この論法では、NHK幹部の言う朝日新聞の記事が捏造だとか、思い込みだとか、虚偽だとかの発言が正しいとも立証できていないことに気づく必要がある。
まして、「テープはあるのか」と執拗に、朝日新聞側が決定的な証拠を握っているかどうかを探ろうとする浅ましい姿をこれまでに見せてきただけに、なおいっそう虚しい感じがする。
NHKに問われているのは、「政治家からの政治介入があったかどうか」だけではない。
そのことを忘れているのではないか。
「政治家からの政治介入があったかどうか」に対処しようとしているせいで、
【不当な行為の有無が問われているのは「政治家」であり、
NHKではないと思っているのではなかろうか、と疑いたくなってしまう。】
政治介入は「不当な圧力」によってのみ生起するわけではない。
折りしもNHK予算の通過がNHK幹部にとって最大の関心事になっているときに、政治家や政治勢力から番組への不満の声が聞こえてきた。
なんとか予算を通してもらおうと、その勢力に取り入り、番組を改変する。そこでは別に「金」は動いていないことだろう。
しかし、「予算を通過させない」とする圧力を受け入れ(つまり圧力に屈しではない)、
「自主的」に番組内容を改変したのだとすれば、それは「予算を通過」させるために、
【放送法第3条「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」とする規定に明白に違反する。】
この第3条は、放送番組の編集等に関する通則として定めたものであり、放送番組編成の自由を謳いあげている。
そのため放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たって、「報道は事実をまげないですること」と、
「公安及び善良な風俗を害しないこと」
「政治的に公平であること」の規定とともに、
厳しく掲げられている事柄である。
【00年に開かれた「女性国際戦犯法廷」はフィクションではない。】
NHKが放送のために企画したイベントでもない。
明確な「報道対象」である。
【「女性国際戦犯法廷」の主催者にとって、放送は「言論・表現」に属するものであり、その自由が保障されねばならない。】
それを報道するNHKが「事実をまげないで報道すること」を厳しく求められるのは、放送法に照らして当然のことである。
番組中に、一定の論評を付加することで、番組の主要な報道対象と位置づけた「女性国際戦犯法廷」の社会的な位置づけに幅をもたせることは可能だろう。
テーマによっては、必要な場合もあるかもしれない。
だが、明確な「報道対象」を克明に浮き彫りにすることを止め、
製作チームが番組に深みを持たせる効果をねらった多角的な証言を切り落とし、
伝えるべきことを伝えず、
言うべきことを言った部分を殺ぎ落とし、
それでも足りずに
【執拗に報道対象である「模擬法廷」に対する否定的見解を付加し並べた行為は、】
それを指示し、あるいは実行した者がNHKという組織において、いかなる地位を占める者であろうとも、
【放送法と放送法の精神に明白に違反する。】
同時に、主催者の言論表現の自由を著しく抑圧することをもって、視聴者の知る権利を阻害したことも十分推測でき、
視聴者の共感し学ぶ自由、あるいは反発し抗議する自由をも奪ったことも容易に推測できる
。
放送事業者、それも放送法に特に記され、特別の地位と権限を付与され保障された事業者である
日本唯一の公共放送であるNHKの幹部が、
こともあろうに、「予算を通す」ためと幹部が談合して、
かかる重大な違法行為に手を染めたとなれば、その動機についても問われることにねばならないだろう
(2005.7.27)
★朝日新聞の「検証」報道に
NHKが「虚偽」「歪曲」などと応酬
小鷲 順造
・・・
公共放送の現放送総局長の弁として、いかにも情けない。
この論法では、NHK幹部の言う朝日新聞の記事が捏造だとか、思い込みだとか、虚偽だとかの発言が正しいとも立証できていないことに気づく必要がある。
まして、「テープはあるのか」と執拗に、朝日新聞側が決定的な証拠を握っているかどうかを探ろうとする浅ましい姿をこれまでに見せてきただけに、なおいっそう虚しい感じがする。
NHKに問われているのは、「政治家からの政治介入があったかどうか」だけではない。
そのことを忘れているのではないか。
「政治家からの政治介入があったかどうか」に対処しようとしているせいで、
【不当な行為の有無が問われているのは「政治家」であり、
NHKではないと思っているのではなかろうか、と疑いたくなってしまう。】
政治介入は「不当な圧力」によってのみ生起するわけではない。
折りしもNHK予算の通過がNHK幹部にとって最大の関心事になっているときに、政治家や政治勢力から番組への不満の声が聞こえてきた。
なんとか予算を通してもらおうと、その勢力に取り入り、番組を改変する。そこでは別に「金」は動いていないことだろう。
しかし、「予算を通過させない」とする圧力を受け入れ(つまり圧力に屈しではない)、
「自主的」に番組内容を改変したのだとすれば、それは「予算を通過」させるために、
【放送法第3条「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」とする規定に明白に違反する。】
この第3条は、放送番組の編集等に関する通則として定めたものであり、放送番組編成の自由を謳いあげている。
そのため放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たって、「報道は事実をまげないですること」と、
「公安及び善良な風俗を害しないこと」
「政治的に公平であること」の規定とともに、
厳しく掲げられている事柄である。
【00年に開かれた「女性国際戦犯法廷」はフィクションではない。】
NHKが放送のために企画したイベントでもない。
明確な「報道対象」である。
【「女性国際戦犯法廷」の主催者にとって、放送は「言論・表現」に属するものであり、その自由が保障されねばならない。】
それを報道するNHKが「事実をまげないで報道すること」を厳しく求められるのは、放送法に照らして当然のことである。
番組中に、一定の論評を付加することで、番組の主要な報道対象と位置づけた「女性国際戦犯法廷」の社会的な位置づけに幅をもたせることは可能だろう。
テーマによっては、必要な場合もあるかもしれない。
だが、明確な「報道対象」を克明に浮き彫りにすることを止め、
製作チームが番組に深みを持たせる効果をねらった多角的な証言を切り落とし、
伝えるべきことを伝えず、
言うべきことを言った部分を殺ぎ落とし、
それでも足りずに
【執拗に報道対象である「模擬法廷」に対する否定的見解を付加し並べた行為は、】
それを指示し、あるいは実行した者がNHKという組織において、いかなる地位を占める者であろうとも、
【放送法と放送法の精神に明白に違反する。】
同時に、主催者の言論表現の自由を著しく抑圧することをもって、視聴者の知る権利を阻害したことも十分推測でき、
視聴者の共感し学ぶ自由、あるいは反発し抗議する自由をも奪ったことも容易に推測できる
。
放送事業者、それも放送法に特に記され、特別の地位と権限を付与され保障された事業者である
日本唯一の公共放送であるNHKの幹部が、
こともあろうに、「予算を通す」ためと幹部が談合して、
かかる重大な違法行為に手を染めたとなれば、その動機についても問われることにねばならないだろう
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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