対イラク武力行使

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俺も同感ですが、カカシさん(下)

投稿者: GivingTree 投稿日時: 2005/06/15 12:36 投稿番号: [73528 / 118550]
>それからアメリカが反共の外交を行ってきたことがただ自国の利益のことしか考えていなかったというが、国益を考えずに人道的な外交をしている国などこの世界に存在するのだろうか?

その論理はあまりに稚拙で、今はアメリカの話をしてるのだから他の国の話を持ち出していないだけで、特にアメリカを槍玉に挙げようという気で話しているわけではないのでもっとマシな切り替えしを期待します。

>少なくとも、アメリカの反共政策のおかげで、この世界がすべて共産主義の一党独裁に牛耳られずに済んだことは、よかったことだと思わないか?

共産主義の一党独裁と、腐敗した民主主義の支配では、どっちも選びたくないですよ。今日び自分の国の政府が「腐敗していない」なんて言い切れる民主国家の住人おそらく一人もいないでしょう。

アメリカは自らの(でも普遍的ではない)正義を信じて、その正義を貫いてきただけのことです。結果として、東側には西側に太刀打ちできる経済基盤を作り上げることができなかった。共産主義の理想は幻想でしかなく、新たな支配階級を生み、全体主義を蔓延させ、そうしたコピー国家を作り広げることで「共産化のドミノ現象」が恐れられるようになった。そのような中で、アメリカはジョージ・ケナンを初めとする「containment policy」の提唱者により共産化を防ぐための攻勢に打って出た。それが代理戦争であり、世界の共産化の歯止めとなった。いたずらに共産主義の覇権を広めるよりは、たしかにそのほうがよかったかもしれなかった。では、その結果として勝者となった民主主義陣営は世界にどんな禍根を残したのか?共産主義よりもたちの悪い、民主主義陣営によって支えられた独裁制です。ただ勝利し、民主主義の自由を謳歌できる我々先進国の人間はともかく、両陣営の戦いの真っ只中で国を分断され内戦に陥った途上国の人々は、素直にこの勝利を喜べやしないでしょう。

我々先進国の住民は、アメリカの政策による恩恵を受け手いるかもれしれない。だが同時に、世界にはその恩恵どころか負の遺産によって今も内乱に明け暮れる国が存在し続けているのです。それらの国の不幸を看過して、「よかった」と安堵の息をつくことは俺にはできませんよ。

>ソビエト帝国は悪の帝国だと亡きレーガン大統領が言ったが、彼の強硬作戦のおかげで多くの東ヨーロッパ諸国が共産主義のしがらみから解放され自由な国となったことはわすれるべきではない。   そのためにかなりの犠牲を払ったことは確かだが、自由社会が生き残ったことについてはアメリカの政策は少なからず評価されるべきだ。

少なからずは評価します。しかし先見性があったとはいえないし、大局的に世界やそれぞれの国々への影響を考えたものではなかった。盲目的な正義の追求は、結局独りよがりな結果しか生み出さず、その結果いまの混沌とした内乱の溢れる世界があるという事実は認識すべきでしょう。アメリカの「封じ込め」政策に評価点を与えるとすれば、俺は「C-」くらいしかあげられません。《了》
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