honey_badger_21さんへ(2)
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/05/27 05:50 投稿番号: [72387 / 118550]
センテンスをひとつ飛ばしていたので追加です。
>いたでしょうね。ですが、そんなものはアメリカを動かす
>力にはなりえません。
それなら「そのままにしていた方が金づるになると考えていた商売人が多かった」としても「そんなものは国連安保理を動かす力にはなりえません」とだって言えるんじゃないでしょうか?
国や組織の意思決定には、必ず利害得失が絡みます。そして理念は、食い違う利害得失を調整するための「尺度」として存在しているのです。いくら(イラク)をそのままにしておいた方が金づるになる…と考えていても、理念的に「武力攻撃の正当性」を否定できなければ、決議を左右することはできません。これは米国も同じことです。いくら、戦争に持っていった方が金になると考えていても、理念が伴わなかったために、武力行使容認の決議を得ることができなかったのです。それに、仏露などの大国は利権絡みの投票をしたり、拒否権行使などの横やりを入れる場合もありますが、他の理事国は概ね理念で投票します(日米からの経済援助を見返りに、米国寄りの投票をすることはあるでしょうが…)。そうした中で、米英西が提出した決議案が4票の賛成票(反対もしくは棄権16。決議には9票の賛成票が必要)しか獲得できないと判明したため、3国は決議案を撤回したのです。
こうした事実を無視して、「反対した連中は自分たちの利益を優先した」と決め付けるのは乱暴な理論です。
「毒舌外交」について、喩え話をひとつ追加しておきます。
腕力の強い相手に「月夜の晩ばかりじゃないぞ」と言ったら、ボコボコに殴られた…これって、アタシが悪かったんですかぁ?
これは メッセージ 72386 (bonno_216 さん)への返信です.
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