honey_badger_21さんへ
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/05/24 07:35 投稿番号: [71922 / 118550]
>「陣地獲得=補給ターミナル確保」が必要な町は他にもありますが、
>他の町ではファルージャほどの戦闘は起きていません。
ん? 補給ターミナルを必要としているのは「町」じゃありませんよ。基地です。米軍の目的はイラクの要所に恒久的基地を建設し、イラク全土で軍事行動の自由を獲得することです。そのことによって、イラク政府に睨みを効かし、自国の外交戦略や自国企業の経済活動を有利に導くことが可能になると考えているのです。
バグダッドのキャンプ・ビクトリーとアンバル州ヒートのアイン・アサド空軍基地は、そうした米国の戦略にとって、最重要の「陣地」です。しかし、両基地の間にはファルージャという「抵抗のシンボル」と、アブ・グレイブという「弾圧のシンボル」が障壁として横たわっています。さらに、カイム、ハディッサ、ラマディ、ヒートなど、アイン・アサドを取り巻く地域は、ほぼ全域がレジスタンスの支配地域であり、同基地は維持に必要な水、食糧、武器、弾薬の補給に苦労しています。米軍のイラク支配を実効的なものにするためには、ビクトリー〜アサド間を太い線で結び、現状の「点の支配」から「線もしくは面の支配」に発展させなければなりませんから、その意味で、ファルージャは米軍にとって重要な戦略地域なのです。
昨年9月に始まった(11月というのは米軍側の情報操作です)、米軍のファルージャ制圧作戦は、今年1月、レジスタンス部隊の撤退で一応の決着を見ましたが、市に入った米軍は避難民の多くを帰還させず、ファルージャを補給ターミナルの「要塞」に作りかえようとしています(それに対してレジスタンスが破壊活動を繰り返していますが…)。
これに呼応するように、ハディッサ、カイムを攻撃した「マタドール作戦」が開始され、先日からは、アブ・グレイブ防衛のため、バグダッド南西部に米軍の大部隊が集結を始めました。つまり、ビクトリー〜アサドを結ぶラインを中心として、占領軍とレジスタンスは激しい攻防戦を繰り広げており、「ファルージャ戦」も「マタドール作戦」もその一環だということです。
先日明らかになった、米軍の「基地集約」計画も、こうした全体像から分析する必要があります。部隊を広範囲に展開していれば、各々の基地の戦闘能力が分散され、各個撃破される恐れが出て来たため、少ない(4カ所)基地に兵力を集中し、相互の連絡を強化することで、支配力を高めようという計画ではないかと、私は思っているのですが…。
>地元警察がAP通信に語ったところによると、自爆犯は当初、近くに
>あった警察署に突入しようとしたが、警察側の応戦で阻止され、
>一般市民でにぎわう朝の市場に突っ込んだという。
私がひっかかっているのは、この部分なんですよね。警察は、どうやって自爆犯が警察署に突っ込もうとしていたことを察知したのか? 突入の最終段階に入っていたなら、どうやっても「応戦」「阻止」はできません。そして、「阻止」した後は絶対に「追跡」があったはずで、その際、人ごみへの暴走を避ける配慮もしたはずです。しかるに、まんまと逃走を許し、人込みに突っ込んでの自爆を招いてしまっています。警察が爆弾を積んでいることを知っていたなら、早い段階で運転手を射殺することが可能だったと考えられるのに…です。
>他の町ではファルージャほどの戦闘は起きていません。
ん? 補給ターミナルを必要としているのは「町」じゃありませんよ。基地です。米軍の目的はイラクの要所に恒久的基地を建設し、イラク全土で軍事行動の自由を獲得することです。そのことによって、イラク政府に睨みを効かし、自国の外交戦略や自国企業の経済活動を有利に導くことが可能になると考えているのです。
バグダッドのキャンプ・ビクトリーとアンバル州ヒートのアイン・アサド空軍基地は、そうした米国の戦略にとって、最重要の「陣地」です。しかし、両基地の間にはファルージャという「抵抗のシンボル」と、アブ・グレイブという「弾圧のシンボル」が障壁として横たわっています。さらに、カイム、ハディッサ、ラマディ、ヒートなど、アイン・アサドを取り巻く地域は、ほぼ全域がレジスタンスの支配地域であり、同基地は維持に必要な水、食糧、武器、弾薬の補給に苦労しています。米軍のイラク支配を実効的なものにするためには、ビクトリー〜アサド間を太い線で結び、現状の「点の支配」から「線もしくは面の支配」に発展させなければなりませんから、その意味で、ファルージャは米軍にとって重要な戦略地域なのです。
昨年9月に始まった(11月というのは米軍側の情報操作です)、米軍のファルージャ制圧作戦は、今年1月、レジスタンス部隊の撤退で一応の決着を見ましたが、市に入った米軍は避難民の多くを帰還させず、ファルージャを補給ターミナルの「要塞」に作りかえようとしています(それに対してレジスタンスが破壊活動を繰り返していますが…)。
これに呼応するように、ハディッサ、カイムを攻撃した「マタドール作戦」が開始され、先日からは、アブ・グレイブ防衛のため、バグダッド南西部に米軍の大部隊が集結を始めました。つまり、ビクトリー〜アサドを結ぶラインを中心として、占領軍とレジスタンスは激しい攻防戦を繰り広げており、「ファルージャ戦」も「マタドール作戦」もその一環だということです。
先日明らかになった、米軍の「基地集約」計画も、こうした全体像から分析する必要があります。部隊を広範囲に展開していれば、各々の基地の戦闘能力が分散され、各個撃破される恐れが出て来たため、少ない(4カ所)基地に兵力を集中し、相互の連絡を強化することで、支配力を高めようという計画ではないかと、私は思っているのですが…。
>地元警察がAP通信に語ったところによると、自爆犯は当初、近くに
>あった警察署に突入しようとしたが、警察側の応戦で阻止され、
>一般市民でにぎわう朝の市場に突っ込んだという。
私がひっかかっているのは、この部分なんですよね。警察は、どうやって自爆犯が警察署に突っ込もうとしていたことを察知したのか? 突入の最終段階に入っていたなら、どうやっても「応戦」「阻止」はできません。そして、「阻止」した後は絶対に「追跡」があったはずで、その際、人ごみへの暴走を避ける配慮もしたはずです。しかるに、まんまと逃走を許し、人込みに突っ込んでの自爆を招いてしまっています。警察が爆弾を積んでいることを知っていたなら、早い段階で運転手を射殺することが可能だったと考えられるのに…です。
これは メッセージ 71881 (honey_badger_21 さん)への返信です.
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