対イラク武力行使

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>兵の記録

投稿者: moriya99 投稿日時: 2005/05/23 03:02 投稿番号: [71840 / 118550]
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恥ずかしながら、日本軍兵士の日記を読んだことがないが、もし書かれているとおりとするなら、兵士の苦しみはどれほど凄まじかったかと思う。
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「きけ、わだつみの声」を上げるまでもないく、当時の社会で、インテリだったり、どっちかというと中以上の階層だった人たちの戦場の記録は多くありますし、小説などにも描かれている。

大岡昇平もいるし、会田雄二もいる。その他、かなりあるよね。梅崎春生を含むグループなどもある。
要するに表現力をもった人たちの記録や、経験はかなり伝えられている。

しかし、兵の記録は少ない。

一冊だけ知っている。私が知っている人が纏めたものだ。

これは、支那事変に招集されて、中国に赴いた人たちの当時の日記などを元に、集めた手記を編纂したものですね。
ある一部隊の兵の記録ですね。昭和50年ころに纏められている。

中国に入ったのは昭和13年の1月。この時期の日記などが集められている。南京陥落直後から始まる中国大地での兵士の記録ですね。

まあ、野に晒された自分の肢体が蛆などに喰われながら、野ざらになっているのを想像して、打ち震えている生々しいものもありますよ。

もともと、仲間のために編まれているもので、非売品だったかも知れない。
だが、国会図書館に行けばあるはず。献本されていますからね。その他、似たような動機で綴られ、編まれた無名の記録本が国会図書館にはあるかもよ。

非売品は、宣伝をしないので、世に知られにくいですけど、いいものがマジっているかも。また、売るための脚色が少ない良さがありますね。

いつの時代も、上流とか、為政者たちの記録は残る。また庶民で、極端な惨状に出会った人たちの記録は残る。

広島、長崎などはあらゆる角度から記録されているし、東京大空襲の記録も少なくない。

だが、その中間、街全体が空襲で焼け野原になり、追い詰められた人たちは多い。空襲なども、中都市では、死者が万単位では出ない。何とか郊外に逃げ出している。その後の生活は悲惨…。だが、庶民は焼き尽くされて、すべてを失っているが、案外、記録や実態や当時の感情など、簡単には出てこないですね。纏められない。

だが、死者が出なくても焼け野原、焼けなくても、あの戦時下、戦後の生活はもの凄いものがある。当時の食生活を、当時の日記などを元に再現して、昭和40年代に出した出版社がある。

経験した人、記録をした世代の人は、懐かしく感慨をもって、この本を見る。だが、若い人は、酷くて読んで居られない、という人が多かった、というね。

平均より酷い目にあった訳じゃない。脚光を浴びるような出来事があった訳じゃない。だが、その層の記録というのは、ある意味、とても重みがありますね。
実相も伝わってきますしね。
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