イラク邦人拘束武装勢力
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/05/21 23:37 投稿番号: [71714 / 118550]
【東京新聞】から・・
★イラク邦人拘束武装勢力 IT戦略とは
“第2の武器”で揺さぶり
米軍への物資輸送を警備していた英国系警備会社の斎藤昭彦さん(44)が、イラク武装勢力により拉致されたとされる問題は、グループによるインターネットでの声明にはじまり、十五日の襲撃状況の紹介まで、情報技術(IT)を駆使した巧みな映像処理が注目された。高度情報化社会に“侵入”する武装、テロ組織のハイテクPR作戦とは。
「確かに『ジャパニ』とも聞こえる部分があり、日本人を指しているという指摘もあるが、イラクではヤバニと言うのが本当。
聴き方によってはジブーともとれ、これだと『やつを連れてこい』という意味。一面的な判断は難しい」。今年二月からイラク入りし取材活動するアジアプレスの坂本卓氏(38)は十五日未明に公開された「アンサール・スンナ軍」とみられる襲撃映像を分析する。
時間は六分間。「異教徒を守っていた(イラク人の)裏切り者十二人が降伏、重傷の日本人一人を拘束した」とのアラビア語の字幕に続き、死亡したとみられる男性らを武装勢力が車から引きずり降ろす場面が流された。まだもがく人らも一カ所に集め執拗(しつよう)に銃で撃ち抜くシーンは残忍の極みだ。
坂本氏は「グループ同士掛け合う言葉にはシリアやレバノンなまりもあり外国人による混成部隊の可能性もある」との見方を示す。
車両などを特定されないためと思われるぼかしやすかし文字などの処理も加えられている。ITが武装組織にとってもPR戦略の強力な武器となっているのを見せつける場面だ。
坂本氏は「昨年のはじめのうちは攻撃する様子や敵の被害を並べ立てる“大本営発表”的なスタイルだったが、数カ月後には爆弾の作り方を教える映像を数十分間にわたって流すなど、内容に変化がみられた」と振り返りながら、ハイテクを用いたあらたな脅威についてこう明かす。
■起爆装置内蔵の携帯電話を警戒
「今、米軍が最も恐れている武装勢力のITは携帯電話。中に爆弾の起爆装置が付いており、遠隔操作で爆弾をさく裂させることができる。米軍は危険な場所に来ると、警告射撃をしたうえ、だれかれ構わず携帯を押収する」
この武装勢力は九日にウェブサイト上で明らかにした犯行声明の中で、「われわれは彼の映像を撮影し、近く公表するだろう」と宣言していたが、実際に映像が公表されたのは十五日だった。六日の遅れは何を意味するのか。
坂本氏は「動画のデータは量が多いので、米軍のチェックの網にかかってしまう恐れがある。これを避けるため、データを安全にアップロードできる場所まで持っていくのに時間がかかった可能性がある」とみる。
■尋問する様子を当局も毎夜放送
米軍や移行政府と武装勢力のせめぎ合いは戦闘だけでなく、こうしたPR戦略をめぐっても演じられている。
坂本氏は「武装勢力に対抗し、当局もテレビで逮捕されたメンバーの尋問の様子を毎夜一時間放映している。当局に言わされているフシもあるが、メンバーの多くが『金がほしくて活動にかかわった』と証言しており、イラク人の中にあったイスラム戦士というイメージが崩れつつある」と強調しながら、せめぎあいのすさまじさをこう説明する。
「武装勢力側もテレビ局の女性アナウンサーを殺害するなど報復に出ている。職員の安全確保のために装甲車がテレビ局に配置される事態も起きている」
今回、斎藤さんらを襲撃したとされる武装勢力がネット上で公開したハイテク映像について識者はどうみるか。
多くの反米武装勢力の犯行声明や襲撃映像などを分析しているジャーナリストの村上和巳氏は「映像としては質は低いが、メンバーの顔に白くぼかしが入っている処理は初めてで驚いた。外国人ではなく地元住民の土着的組織だから隠したのではないか」と推測する。
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http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050517/mng_____tokuho__000.shtml
★イラク邦人拘束武装勢力 IT戦略とは
“第2の武器”で揺さぶり
米軍への物資輸送を警備していた英国系警備会社の斎藤昭彦さん(44)が、イラク武装勢力により拉致されたとされる問題は、グループによるインターネットでの声明にはじまり、十五日の襲撃状況の紹介まで、情報技術(IT)を駆使した巧みな映像処理が注目された。高度情報化社会に“侵入”する武装、テロ組織のハイテクPR作戦とは。
「確かに『ジャパニ』とも聞こえる部分があり、日本人を指しているという指摘もあるが、イラクではヤバニと言うのが本当。
聴き方によってはジブーともとれ、これだと『やつを連れてこい』という意味。一面的な判断は難しい」。今年二月からイラク入りし取材活動するアジアプレスの坂本卓氏(38)は十五日未明に公開された「アンサール・スンナ軍」とみられる襲撃映像を分析する。
時間は六分間。「異教徒を守っていた(イラク人の)裏切り者十二人が降伏、重傷の日本人一人を拘束した」とのアラビア語の字幕に続き、死亡したとみられる男性らを武装勢力が車から引きずり降ろす場面が流された。まだもがく人らも一カ所に集め執拗(しつよう)に銃で撃ち抜くシーンは残忍の極みだ。
坂本氏は「グループ同士掛け合う言葉にはシリアやレバノンなまりもあり外国人による混成部隊の可能性もある」との見方を示す。
車両などを特定されないためと思われるぼかしやすかし文字などの処理も加えられている。ITが武装組織にとってもPR戦略の強力な武器となっているのを見せつける場面だ。
坂本氏は「昨年のはじめのうちは攻撃する様子や敵の被害を並べ立てる“大本営発表”的なスタイルだったが、数カ月後には爆弾の作り方を教える映像を数十分間にわたって流すなど、内容に変化がみられた」と振り返りながら、ハイテクを用いたあらたな脅威についてこう明かす。
■起爆装置内蔵の携帯電話を警戒
「今、米軍が最も恐れている武装勢力のITは携帯電話。中に爆弾の起爆装置が付いており、遠隔操作で爆弾をさく裂させることができる。米軍は危険な場所に来ると、警告射撃をしたうえ、だれかれ構わず携帯を押収する」
この武装勢力は九日にウェブサイト上で明らかにした犯行声明の中で、「われわれは彼の映像を撮影し、近く公表するだろう」と宣言していたが、実際に映像が公表されたのは十五日だった。六日の遅れは何を意味するのか。
坂本氏は「動画のデータは量が多いので、米軍のチェックの網にかかってしまう恐れがある。これを避けるため、データを安全にアップロードできる場所まで持っていくのに時間がかかった可能性がある」とみる。
■尋問する様子を当局も毎夜放送
米軍や移行政府と武装勢力のせめぎ合いは戦闘だけでなく、こうしたPR戦略をめぐっても演じられている。
坂本氏は「武装勢力に対抗し、当局もテレビで逮捕されたメンバーの尋問の様子を毎夜一時間放映している。当局に言わされているフシもあるが、メンバーの多くが『金がほしくて活動にかかわった』と証言しており、イラク人の中にあったイスラム戦士というイメージが崩れつつある」と強調しながら、せめぎあいのすさまじさをこう説明する。
「武装勢力側もテレビ局の女性アナウンサーを殺害するなど報復に出ている。職員の安全確保のために装甲車がテレビ局に配置される事態も起きている」
今回、斎藤さんらを襲撃したとされる武装勢力がネット上で公開したハイテク映像について識者はどうみるか。
多くの反米武装勢力の犯行声明や襲撃映像などを分析しているジャーナリストの村上和巳氏は「映像としては質は低いが、メンバーの顔に白くぼかしが入っている処理は初めてで驚いた。外国人ではなく地元住民の土着的組織だから隠したのではないか」と推測する。
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http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050517/mng_____tokuho__000.shtml
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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