対イラク武力行使

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中休みで、ちょっと一言…。

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/05/02 13:04 投稿番号: [70005 / 118550]
  GWは前半、後半ともプライベート旅行のためROMも投稿もできないのですが、中休みの今日、読めた範囲で気がついたことを2、3書いておきます。

  まず「自爆攻撃」なんですが、最近はあまり記事をみかけませんね。30日のダヤールも「仕掛け爆弾」だったし、29日のマダインも「仕掛け爆弾」、同日のバスラも「手製爆弾」でした。かろうじて、24日にラマディで起きた、米軍検問所への攻撃だけは「自爆車両」となっていますが、全体的に見ると「自爆攻撃」は、それほど頻発していません。

  なのに、私たちは「イラクで爆弾事件」と聞くとすぐ「自爆攻撃」をイメージしてしまう癖がついてしまったようです。不思議ですね、何故なんでしょう?

  同じような癖は、「イラクで暗殺事件」と聞くと、スンナ派の過激派かアルカーイダ、もしくはバース党の残党が移行政権の高官やシーア派の有力者を暗殺したんだろうなぁ〜…と、直感的に認識してしまうことにも現れています。先月のマダイン人質事件騒ぎも、そんな早とちりから広まってしまったみたいですね。実際には、多くのスンナ派導師が正体不明の暗殺犯によって殺害されているし、非武装の反占領闘争を戦っている多くのイラク人ジャーナリストやコミュニティ指導者が暗殺されたり、米軍に拘束され行方不明になったりしています。

  テロ行為を「悪辣」と感じたり、自爆攻撃を「狂気」と感じたりするのは、おそらく人間の基本的なデリカシーによるものでしょうが、それらの行為を行っている主体が「反占領勢力」であると決めつける根拠は、実のところ何もありません。それなのに、ほとんどの人が、テロの容疑者にバドル旅団やペシュメルガを含めて考えてみようとはしないし、CIAやモサドを口にすれば「トンデモ陰謀論者」扱いです。実際には、それらの組織がテロ行為を行っていた事例がいくつもあるというのにです。

  また、占領支持派暗殺者集団「サラヤ・イラクナ」の名前が、欧米や日本のメディアに載ることは、全くといってありませんが、アラブ・メディアでは、この組織の名が新聞に載らない日はないと言っても良いくらいです。ひょっとして「アル・カーイダ」の事をアラブでは「サラヤ・イラクナ」と呼ぶのだろうか…と思うほどです。

  フラットに見るなら、イラクでは反占領派、占領支持派、双方のテロが横行していると考えるべきでしょう。そして犠牲者が反占領派なら、犯人は占領支持派テロリストの可能性が高いと認識するのが普通です。先月14日に殺害された米国人女性マーラ・ルティカさんは、戦災にあったイラク市民にアメリカ政府が補償を行うよう活動していた人物ですが、彼女の暗殺事件を知って「テロリストは見境なく、味方まで殺す」と書いていた人が、このトピにも居ました。これなども「テロ」=「反占領闘争」という、一面的な見方に凝り固まってしまった好例ではないでしょうか?
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